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そう甘くはない?わが家のFIKA文化☕️🧇

甘いお菓子に、ほろ苦いコーヒー。

ちょっとしたサンドイッチに、オレンジジュースやレモネード。

おやつに軽食に、心と小腹を満たすもの。

私たちの生活に欠かせない時間ですよね。


ふと思うのです。

職場ではコーヒー片手に仕事、カフェでは読書やパソコン作業。

目の覚める飲み物のおかげで、業務は捗り、ひとり作業に没頭できる。これはこれで大切な時間。

けれど、人との直接的な会話が少ないな、と。

みんな何かに追われている。ひとりになりたがっている。



さて、今週も珈琲次郎さんの企画に参加させていただきます☕️
お題は、「パートナーとフィーカ」です。🍰🍪

ぜひみなさまも、ご参加くださいね~^^♪


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まず、”FIKA”とは。

「作業や仕事を中断して、コーヒーを飲むこと」という文化のことをFikaと言います。…生活の一部としてスウェーデン人の生活とは切り離すことができず、小さいころから彼らの生活に根づいたものになっています。

その目的とは?

冬が長いスウェーデン人は、夏の休暇の旅行先を数か月前、早ければ1年も前から計画しています。お互いの夏季休暇の予定やこの週末の過ごし方、はたまた日常のちょっとした出来事を、ラフに話し合っておしゃべりするためにFikaをします。

株式会社フォーグッドHP『スウェーデンのことをもっと知ろう!』より一部引用。


そのお供として、甘いお菓子や軽食を食べたりするようです^^♪


フランスで働いていた友人が、話してくれたことを思い出しました。

仕事中に、”CAFE?(コーヒーいかが?)”と、一斉にメッセージが飛んでくるそうです。それも1日に2回。

それは、”休憩時間よ。”の合図。

どんなに忙しくても、コーヒーを求めて、仕事を中断するんだとか。それがひとつの社交場でコミュニティ。参加すれば、仲間の意外な一面を知れたり、バカンスやパーティーのお得な情報が手に入るのかもしれません。



話がずれましたが、ここから本題です。

我が家の、FIKA時間について。

平日は、朝と夜遅い時間にしか顔を合わせない夫。一緒にご飯を食べることはあっても、おやつタイムまで共にすることはありません。

休日は、カフェに出かけることはあっても、目的は仕事や勉強。おしゃべりはお預けです。

うーん。我が家の休憩タイム。意外と少ないのかも。


もう一度考えました。

「おやつ」と「談笑」を楽しむ時間。

そうだ!妻が1〜2週間に一度、何かしらのお菓子を作ります。

ベイクドチーズケーキやレアチーズケーキ
プリンやコーヒーゼリー
スコーンやチョコチップクッキー
りんごが安く手に入った日は、アップルパイなど。
(混ぜて焼くだけか、混ぜて固めるだけのものに限る。)

たまにしかおやつを食べない夫ですが、甘い香りを放つと、つられてひょこひょことダイニングにやってきます。

「おやつにしよっか。」
と言うと、

「じゃあコーヒー淹れるよ。」
とノリノリでスタンバイしてくれます。

これぞ甘いものの力。

夕飯まで時間がある。ガッツリはいらないけれど、ちょっぴり何かで満たしたいとき。珈琲と甘いものをいただきながら、おしゃべりを堪能します。

1週間あったこと、休日したいこと。これからのこと。

食べ終わったら、後片付けをして。余韻を残して、日常に戻ります。

レアチーズケーキ
頂き物のブルーベリーをたんまりトッピング🫐
手作りジャムも乗せてもはやつゆだく。


英語の慣用句があります。

“It’s a piece of cake.”

直訳:それは一切れのケーキです。

みなさんご存知、「簡単なこと」「容易いこと」という意味ですよね。


フランス語にも似たようなフレーズがあります。

“C’est de la tarte.”

直訳:それは一切れのタルトです。

ケーキがタルトに。思わずお口が緩みます🤭
同じく、「簡単だよ!」という意味合いです。

普段から甘いものを食べる彼らにとって、ケーキやタルトをパクパクっと平らげることは、”朝飯前”なのでしょうか?


我が家も見習って、ケーキやタルトを身近な存在にしつつ、
ついでのコーヒーもいいけれど、たまにはおしゃべりを思いっきり愉しむFIKA時間を、身につけていきたいです^^♪


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