「想い出」のリクエスト for夫婦。 【企画参加】
「品」、、。物質、、。オモイデノシナ、、。
(°▽°)アレレ
我が家は物質的なものが少ない。食用品ストックくらいしか浮かばないではないか。冷蔵庫の中身はアレとコレとソレがあったなと、把握済みだが、想い出の品となれば脳内が急に圏外になる。
🍅🍆🥩
サプライズとは無縁のわたしたち。恋人から夫婦になってもそれは変わらない。我が家では、ほしいものは各自調達するルールになっている。
(°▽°)
さて、今週も珈琲次郎さんの企画に参加させていただきます☕️
お題は、「パートナーとの想い出の品」です。🎁✨
ぜひみなさまも、ご参加くださいね~^^♪
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朝ごはん、お昼ごはん、晩ごはん。
夫婦ミーティングに、世間話。
私たちの日常は、いつも決まって同じ場所で行われる。
ダイニングのひろい広いテーブルで。
婚約前から、私は決めていた。
新居には、このテーブルを迎え入れようと。
気が早い。そう、早すぎる。
だが、出会ってしまった。
出会った瞬間、ビビビときたのだ。
どこまでも続きそうな奥行き、軽やかに明るさをはなつ佇まい。
一瞬で吸い込まれた。
とりまく世界観に。
しっかりと自然由来を感じる、手触り。
どっしりとも華奢とも言える、フォルム。
日常と非日常を、贅沢に持ち合わせている、「品」。
「欲しいダイニングテーブルがあるの。」
「見てみたい。今から行こうか。」
そう言って、私たちはお目当ての「品」を求めて車を走らせた。
「これ。素敵でしょ?」
「僕も好きだな。木の感じが良い。」
試しに、触ってみたり、チェアに座って生活をイメージしてみたり。
ふたりの日常をどんどん膨らませた。
「ところでまだ住む家が決まってないね。」
「そうだね。」
「入籍日もまだだね。」
「そうだね。」
「いつにしよっか。」
そんなこんなで、私たちの結婚記念日が決まり、ふたりの「品」を迎え入れることになった。プロポーズの言葉があるのだとしたら、この瞬間になるのかもしれない。
サプライズとは無縁のわたしたち。
だけど、それがいい。
どこまでも現実的で日常で。
「想い出の品」と毎日を過ごし、ふたりの今を更新していく。
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夫婦になり、夫の「品」と妻の「品」のさかいめが曖昧になってきたと感じる。
私の黒い靴下がないなと思っていたら、夫がうっかり履いていて、
「なんか小さいなと思った。」と言ってみたり。
夫のお気に入りのパンツが少ないなと思ったら、妻がしれっと履いていて、
「たまにはいいじゃん。」と言ってみたり。
それぞれの「品」が、どんどん共有になっていく。
私が夫の靴下を履き、夫が私のパン、、、いや、それはないだろう(そうであってほしい)。
*おまけ*
◾️チェッカーズ「涙のリクエスト」(1984年)
世代が違うよ、というお方も一度は耳にされたことがあるのでは?と思います。私も生前の曲ですので、詳しいことは分かりかねますが、歌声やリズム、歌詞も魅力的で、時代を超えて愛される名曲だと感じております^^♪
歌詞URL:https://www.uta-net.com/song/3473/