見出し画像

持ち寄れる関係、がいい。

Give and take.

与えて、受け取って。

正直、この考え方が好きではない。

”先に与えるから、ちゃんとお返しちょうだい。”

のような、下心が垣間見えるから。



Take and take.

くれくれ。

これは、もっと嫌だ。

いわゆるtakerと呼ばれる方がいる。

悪意があって、”奪い取る”行動をする方もいるだろうが、

大半のtakerさんはそうではないと思う。

無自覚な行い、ではないだろうかと。


”奪う”対象は、さまざま。

相手の時間、知識、経験、であったり。
時にはすべてを。

「ちょっとだけだから」
「私の頼みだからお願い」
「あなたからすれば簡単なことでしょ」

などと言葉を添えて。

もちろん、頼まれた側は力になりたいと思う。
いつもお世話になっている方なら尚更のこと。

けれど、何度も何度もtakeが続くとしたら、
こちらは頭を抱えることになる。

次第に、断ることに罪悪感を覚え始める。仮に断れば、今後に支障をきたすかもしれないと。


そんなのおかしい。

とっくに関係性は壊れているもの。


どちらかが上で、どちらかが下。

職場の上司や取引先、学校の先輩や先生に対してなら、
上下関係は存在するかもしれない。

けれど、日常生活において、上か下かなんて。
奪う方か、奪われる方かなんて。

そんな関係は嫌だ。


だからと言って、

Give and give.

与えて、与えて。

が良いのか。そうではない、と思う。


そのうち無くなっちゃうのかな

と心配になる。

何かを”与える”と認識すると、少し押し付けがましくも聞こえる。

”足りてない” から、”補充する”。
というニュアンスも感じる。

果たして、そのgiveは
相手が求めているものなのか。



Bring and bring.

持ち寄る。

誰かのお家に招かれて、みんなで持ち寄る。

食べ物だったり、飲み物だったり。
デコレーションだったり花だったり。
友人の友人やパートナーだったり。

気づけば、華やかで賑やかで楽しい!


give も take も存在しない。

bring しあう関係。

上も下もない。

互いに意見やアイディアを持ち寄る関係。


私はそんな関係性を築いていきたい。





いいなと思ったら応援しよう!