家の中のフラットと心のフラットは共鳴してるという話
片付け掃除が大事と言う話
散らかっても汚れても、元通りにする。
片付けや掃除でそれができるとわかっているということは、
うまくいかないことがあったり、気持ちが落ち込んだりしたときでも、元に戻れるんだということがわかっている。
片付けや掃除をいくらやっても、いくらリセットしても、その翌日いやその数分後には散らかされ、それだけなら子どもがいるので当たり前と思えるのだけど、やりっぱなしというのがいけない。「リセットしない」というのがいけない。
片付けや掃除をやってもやっても無駄だと感じてしまうことは、頑張ってもまたどうせ、、とプラス思考が生まれにくくなる。
坂口恭平さんは料理をした後にキッチンを元通りにきれいにし、「ニュートラルポジションに戻す」と言う。
Tweetに出てくる頻度が高いのだけど、これの重要性を私はよくよく感じている。
私は家族には「リセットする」「フラットに戻す」とかを使うけど、このニュートラル(=中立)ポジションというのは本当に良い。
汚れた状態、元の場所から動かした状態、床に物が置いてある状態、これをマイナスとするなら、観葉植物や絵を飾ったり、新しい棚を置いたり、というのはプラスと考える。
前に使った食器や調理器具が片付いていなければ、次の調理をする前にその片付けから始めたい。
マイナスはまずゼロを通らないとプラスに行けないわけで。
だから子どもたちが、あれやこれや買ってということに対して私は、その前に今あるものを元に戻すことをキープしなさいと言う。今あるものすらリセットできないのにさらに物を増やしたらもっと散らかる(マイナス)だろうと。
片付けするから棚を買ってとか収納のための小箱を買ってと言われることもある。
買うことで整うならいいけど、思い出してごらん、今あるものは今ある収納に収まってたはずだよ。と言う。
これまでの経験上、最近はもうこの言葉でしかない。
ビーズ収納のための小箱は買って良かったけど、これまでの8割は、きょうだい喧嘩の材料になったり、「リセットされないもの」になったりしている。散らかしまくったリビングで「片付けられないー」と言うなら「片付けられないほどのものを持つな。(もしくは出すな)」と言うしかない。
そして私は今日ハッとしたのは、冒頭の話。
片付け掃除が大切という話。
私がメンタルを病んだ原因の一つだと思ったから。
今年は一月に今の場所に引っ越してきて、全てが新しい環境だった。
子どもの学校や幼稚園、入ってすぐに新学期という引っ越し関係なくともバタバタする時期。
夫は転職し家庭との関わり方も新体制。
引っ越し自体年末に決まり一ヶ月で実行されるという急展開に加え、急なワンオペ、さらに実母との同居(一緒に暮らすのが全く合わない)。
こうして文字にして、その後の展開(この一年)を振り返ると、このスタートが全ての幕開けだったんだなと、たった一年なのになんだか疲れ切ってる自分がいることに気付く。
家をフラットにしておくことは心の安定につながるという話。
母との同居は半年もせずに終わったけど、それまでの間も、その後現在も、『自分がいくら家の中をフラットにしてもすぐにマイナスになるということが、私の心と共鳴していたんじゃないか』と思ったのです。
これが今朝の気付きで、これを書くために書き始めたのです。
調理器具が元通りの場所にない。
皿の重ね方が毎回違う。
とにかく家の中のものの置き場所が定まってない。
ルールを定めても、直しても伝えても繰り返す。
新居で動線も定まってないし慣れないし、母とは違うルールで暮らしてた者同士の同居だし、仕方ないことだった。
そんな中、家族の生活動線探り、家具の配置探りをいつも考えながらのバタバタの生活。
そして定まらないのでマイナスになる部屋。
それを片付けては達成感を味わうもそれも一瞬。
片付けても掃除してもすぐまたーーー
なんでなん?なんでみんなで協力しないん?それで平気なの?
私以外のみんなはそれで平気な人たちだった。
床にごみや物が落ちてても拾わない、掃除機かけない、使った調理器具を置きっぱなしで朝まで寝れる。
私一人がリセットしようと躍起になって踏み躙られた気になっていた。
でも私にとってはニュートラルポジションに戻すということがとても大切だから。
なぜ大切なのか。心が不安定になったことがまさに共鳴していたことの証明といえると思う。
脱いだ靴すら並べられない奴は何もできない。
限界になった私が夫にぶつける言葉。
片付けて掃除してリセットして、心もすっきりリセット。
心がすっきりしてるから余裕があるから片付け掃除する力が湧くんじゃなくて逆。
ニュートラルポジションの環境では、心もニュートラルポジションであれる。
フラットであるその余白に、時間や体力や心の余白が生まれる。
そこに日々の生活のアイデア、仕事のアイデア、楽しいこと新しいことを考える余白が生まれる。
今朝は限界で家を飛び出し走り書きを吐き出しました。
年末だし吐き出しリセットすること大切。