自然から学ぶデザインノート⑤

今回のデザインノートは
2年前に行った名古屋城の堀の風景です。

まずは恒例のデザインノートを書くうえでの要点。

・私が主観的に感じ考えたことを言語化。
・自分が将来設計活動をするときのための記録。
・このノートを見て自然を好きになる人がいれば嬉しい。

堀の風景。

堀の底に雑草が広がる姿。
景観として非常に綺麗で、
石積の暗い灰色と草の緑のコントラストが
マッチしていて緑の鮮やかさが際立ちます。

雑草のイメージといえば
景観を悪くするイメージがあります。
どこからともなく生えてきて最終的には
抜かれたり刈られる事が多いかと思います。

しかし現代の都市にもこの写真のような
雑草地が必要なのではないかと思います。

便利を追い求めて都市の屋外空間はアスファルトや
コンクリートで覆い尽くされています。
市の緑化計画、ランドスケープアーキテクトや
造園家によって緑を取り戻そうとしている人もいますが
もっと緑化率を上げていくことでより豊かな生活が
実現できるのではないかと思います。

雑草を駆除していくことばかりにとらわれるず、
どうすれば美しく見せる事ができるかを考える
設計者やデザイナーが増え都市や地球の還元に
努めることが1つの道ではないかと考えます。

都市を緑で埋め尽くしたい私としては
植物を都市の中に持ち込むためのヒントだと
感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

緑ノ姿

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