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レンタカー無しでツールドフランス現地観戦

先日、JSportsの輪生相談にて、ツールドフランスの現地観戦に関する質問があり、栗村氏が丁寧に解説されていた。

非常にためになる内容で今後現地観戦をする人は是非見ておいて損はない。

昨年、エタップを走った後、自分も現地観戦を行った。ただし、何ステージも見ることはできず、1ステージだけ、公共交通機関を使って観に行った。もし、自分と同じように、公共交通機関を使って観戦したい、という人がいたら何かの役に立つかもしれない。なお、自分はパリを基点としての観戦となった。

観戦したのは12ステージ。悩んだ末に、観戦地点はゴール地点にした(満足できた)。ゴール地点は、ベルヴィル・アン・ボージョレ、ワインで有名な地域だ。ここを観戦の地にしたのは、スケジュールの都合もあるが、何よりゴール地点まで駅から歩いて行けそうだから。山頂ゴールは見応えはあるが、移動手段がないと厳しい。また、ゴール地点以外の場所は本当に一瞬で通り過ぎて終わってしまう。雰囲気も味わうなら、ゴール地点は長い時間楽しめる。
(後日、放送されたゴール地点の映像に、自分たちが写っていて、それもまたいい思い出になった)

ただし、観戦はなかなか予定を立てるのが難しい。なぜなら、ツールドフランスは、スタートとゴール地点の町名は紹介されるものの、具体的なゴール位置はホームページにも記載がない。また、町の名前と駅の名前が同じとも限らない。入念なチェックが必要だ。
自分は詳細なゴール地点を調べるため、ツールドフランスのホームページ、公式ガイド、そして自治体のホームページを見て、ゴール地点を確認した。グーグルマップでゴール地点を確認し、駅から十分歩いて行けることも確認した。

自分はパリからの日帰り。チケットがなくなったら帰れないので、事前にSFCNで往復のチケットも購入しておいた。悩ましいのは帰りのチケット。予約するには時間を決めないといけないのだが、ゴール時間はなんとなくしか分からない。安全策で少し余裕を持って買った。

観戦にあたっては、席などはなく、ゴール前の柵があるのみ。もちろんいい席は早く席取りが始まる。自分も大体スタートの時間には現地入りしていた。おかげでゴールのすぐ後ろを確保。約5時間の待機。屋根などはないので、熱中症対策は十分しておく必要がある。

キャラバン隊からのプレゼントは盛り上がる。冷たい飲み物は神様からの贈り物。テレビで見た黄色い帽子も無事にゲットできた
長い時間の待機。運良く近くの店でホットドッグを買えた。スーパーは臨時休業。何か食べられるだろう、と甘く考えていたが、ある程度の食べ物と飲み物は持参が吉。
ショップもあり、各チームのジャージなどが購入可能

ゴール裏で良かったのは、ゴールのアーチにモニターがあり、中継がそこで見られること。今のレース状況も分かる。あと、様々なセレモニーが行われるので退屈することは少なかった。

アーチのモニターを、ぼーっと見てられる

この日は最後ヨンイザギレ選手の独走となりゴール前スプリントは2着争いだけであったが、十分迫力があって楽しかった。なお、ゴール前は走行スピード早いので、写真はまともに撮れない。カメラに収める努力より、生でしっかり目に焼き付ける方がいいと感じた。

ゴール後の表彰式は人が多すぎて近寄れず、選手からサインをもらうなんてことも全然無理だった。ちょっと残念。

一日中外でのツールドフランス観戦。とても思い出に残る、良い体験となった。準備はそれなりに大変ではあったが、1日時間を使う価値は十分にある。レンタカーはなくとも、ツールドフランスの観戦はできる、というお話でした。

今度はシャンゼリゼで観戦したいなぁ。。。有料席でのんびりと。。。

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