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エージェントとか代理人とか妖怪揚げ足取りおじさんとか

今日のニュースといえばアルバルク東京くんがシーズン終了の挨拶の中でQUARTERFINALSを QUOTERFINALSって謎の書き間違いをしてたうえ、修正してもQUATERFINALSになってたことだよね!誰が興味あんねん。
公式に指摘投げておいて、あとでしれーっと修正されてるのを見て楽しむのが趣味の揚げ足取りおじさんです。おはよう。

で、京都ハンナリーズはなんか凄そうな経歴のヘッドコーチが就任。
これからのチーム作りが気になって夜しか眠れない。9時半くらいにならんと眠れない。小学生か老人です。こんにちは。

大半のチームがストーブリーグ入りしたのもあってか、バスケ選手はエージェントをつけた方がいいよ!的な話がTLで話題になっていたんですけども。
チームとの契約がよく分からん!とか言ってる選手は海千山千のエージェントと不利な契約を結んでしまう可能性が高いんじゃないの?と思うんですよね。
エージェントとの契約って、年俸の大体10%とかそういった額をエージェントが持っていくわけで、エージェントを付けたことにより10%年俸が上がるとしても、手元に残るお金は自分で交渉した場合より少し減るわけなの。
エージェントを付ければ契約に関する交渉を直接しないでいい、など諸々のメリットは勿論あるのだけども。
チームとエージェントが交渉した結果をもって、本人とエージェントが調整を行った上、またエージェントが交渉するといった流れになるわけで、結局のところ自分が契約などについてよく理解しておかないと、結局自分が損するような契約を結ぶことになるのよね。

普通に生活している一般人だと代理人を雇うようなことになることはあまりない・・のだけど、例えば兄弟と相続で揉めたとか、離婚問題に直面するとかで弁護士を雇うようなケースってのは誰にでも可能性があって。
相続問題で言えば、弁護士を雇うことによって着手金が30万程度、獲得額の10%から20%を弁護士に支払うことになるわけなのよね。
なので300万とかそういうレベルの相続で揉めて兄弟二人がそれぞれ弁護士を立てるようなケースだと、二人合わせて100万くらいが弁護士報酬で消えることになるわけなの。
そんなもん割に合わないよね〜っと冷静に考えれば分かるわけなんだけど、冷静な判断ができないほど拗れてもう弁護士立てるしかねえ!みたいなことになるんだよね。人生大変だ。
額が大きい場合はまあ揉めるのは理解できるけど、案外少額でも血みどろの争いになりがちとは聞く・・・揉めたら揉めるだけ損になるやつね。
弁護士もなんでも解決してくれる魔法が使えるわけでもなんでもなく、法律に詳しい代理人ってだけなので、当然法律を超えるようなことはできない。
高い金払って弁護士を雇ったとしても、自分が法律の範囲でどういう条件が一番得をするか、といったことについて理解ができないと、延々空回りして時間ばっか食った挙句弁護士雇っただけ損しかない、ってなことになるんですよね。
なので若いバスケ選手のみなさんも皆が雇ってるからエージェント雇っちゃお!とかじゃなくてまず自分が自分のためにルールなり契約について学んでくれるといいなあ、と揚げ足取りおじさんは思いました。
選手生命は短いもんね・・・


夜も短い・・おやすみ・・

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