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sober curious

私が今まで生きてきた世界が変わってきたのだと、最近は思うことが多くなった。それが若い人問わず、同年代でもやめる人が多くなったことだ。

何をやめるのかというと、【お酒】【タバコ】【賭事】だ。

昭和生まれの私としては、お酒、タバコ、賭事は当たり前の存在としてずっと近くにあった。一通り全てを試した者としては、自分のまわりがやめていくのは寂しい感じがする。特にお酒は。

昔は友達のほぼ全員がタバコを吸っていた。カッコいいと思ったこともあったけれど、タバコは私に合わなかった。お酒も最初は、合わないと思ったが、徐々に適応して美味しいと思うようになったら、止まらなくなってしまった。賭事も一時期ハマったことがあり、大儲けしたこともあったが結果的にはマイナスで終わった。

そんな昭和を代表するようなものを、やめる人が増えているという記事を読んでいると、つくづく時代は変わったのだと思う。

お酒を飲む私が特に共感してしまったのが、飲み過ぎた翌日の時間がとても無駄ということだった。確かに、お酒を飲み過ぎてしまうと、気持ち悪さとだるさと眠気で全く何もする気が出なく、ひたすら復活する為の耐えしのぐ時間が過ぎていく。

自分でも、もったいない時間だと薄々気づいていたのだけど、最近はそう思う回数が増えてきた。

これは、ある程度生きてきて残された時間を考えると、そんなに余裕はないよね?と思えるからなのかもしれない。

人生100年といっても、元気でいられる時間はそう長くはない。

【お酒】【タバコ】【賭事】をやめれば無駄な時間は減り、有意義な時間が増えることは間違いないのだと思うが、問題は【何が】【何をしたら】有意義な時間になるのか?ということだ。

人によって有意義な時間は違うからね。

無駄な時間になるのかもしれないけれど、お酒だけはやめないでいきたいと思っている。お酒でたくさんの失敗をしたけれど、たくさん楽しい思いもしたから。

その為にも、たしなむ程度で抑えて、飲み過ぎを減らさなければと思うのだが、こればっかりは、なかなか上手く出来ないものだ。

立川談志の名言が身に染みる

酒が人間をダメにするんじゃない。人間がもともとダメだということを教えてくれるものだ』

これからも、ダメってことを痛感するのだろうな。


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