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スクープから見えてくるもの

スクープ!

特定の雑誌社がスクープしてから、どこの新聞もヨッコラセと後追い記事を書く。そして一つのスクープがひと段落すると、新たなスクープが待ってましたとばかりに登場する。

なんだこれは?

スクープが凄い訳ではない。ずっとこの繰り返しなのだ。不倫、社会問題、政治問題など次から次へと特定の雑誌社がスクープする。新聞は後追い記事を書くだけのポジションで良いのだろうか?

私が見ているあるサイトでは、新聞などを【オールドメディア】といっていつも揶揄している。全てが古い訳ではないだろうけれど、世間を煽り、どこの新聞も金太郎飴のように、ある程度同じような内容で書かれている。多少新聞社の思想による違いは感じるけれど・・・

違う内容で書かれている新聞もあるが、大体はマイノリティーな新聞だ。購読者数も少ないだろうし、そんな新聞が【これは】という記事を書いている時がある。これは良記事だと思ってもあまり目につくことはない。毎日スクープがあったら読者もまたスクープなの?もういいよ!ってなるだろう。

だからこそ

【適度なタイミング】でスクープのパワーは凄い

あっと言う間に人々を魅了する

スクープされた方も、一の矢を交わしても、二の矢、三の矢が待ち構えている。ああ言ったら、この記事で更に追求しよう。こう言ったら、この記事で追い込もうと、狙われたらおしまいなのだ。逃げることは出来ない。

そういう意味では、防犯も似ているかもしれない

ある種のプロに狙われたら非常に困難だということが

防犯でも、コンピュータウイルスにしても、大概のものは防ぐことが出来るけれども、【狙われた場合】非常に防御することは困難だ。

なぜなら、【狙う方】は【狙う相手】を徹底的に調べるからだ。そして自分の知らないところで、人間関係、食事、趣味嗜好、仕事、などなど本人以上に詳しくなっている。

私も仕事上で、コンピューターウイルスなどの話をお客様にするが、個別に狙われた場合、防御することは非常に難しいですと言っている。プロがその気になったら一般の家庭などは簡単にハッキングできるだろうから。国ですら狙われたら一溜まりもない。

スクープする方もある種のプロ】なのだ

ならば、狙われないようにするか、狙われた場合の防御を徹底するしかないが、防御の徹底もプロにませなければ個人では無理だ。

そうなると答えは一つだ。

目立たないこと

これに尽きる。出る杭は打たれる、目立てばいつでも叩かれる覚悟が必要だ。この覚悟がある人たちが、有名人となるのだろう。中には、覚悟がない人もいるかもしれないけど。

ただ目立つ事で抑止力として使う場合は、有りだと思う。衆人の目に監視されることによって、自分の悪い癖、悪い病気、犯罪などを抑止してもらえるのならば大いに目立ってほしいと思う。

特定の雑誌社のスクープにまたかと飽きてきているのも事実なのだが、スクープ合戦も勘弁。個人的にはスクープにそろそろ腹一杯になってきている。



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