暖かすぎる手
手をつなぐ行為が好きだ
ずっと前にもnoteで書いたことがある
まだ子供が小さい頃、よく手をつないであるいた
ある時は二人で
ある時は家族三人で
その時にいつも思った
手をつないで歩くだけで
こんなにも幸せな気持ちになるなんて
と同時に
何としても、この二人を守らなければと
幸せにしなければという使命感を感じた
子供が小さい頃は・・・
月日が経ち、子供は大きくなると
当然親とは手をつながなくなる
当たり前なのだが、手をつながないくても
小さい頃同様にやはり二人を幸せにしたい気持ちは
変わらない
変わったのは、手をつなぐことがなくなったことだ
今では、手をつながなくても見えない何かで
つながっている気がする
子供とは手をつなぐことはないが
妻とは手をつなぐ時がある
妻は外では手をつながない
理由は歩きづらいから
家でも基本的には手をつながない
が
たま~に、ごくたま~に
気まぐれで
手をつなぐ時がある
それが布団の中だ
凄く些細なことなんだけど
そのごくたま〜に、手をつなぐことが
私には最高の癒しになる
そう私には
妻は、どう思っているかわからないが
まぁ~拒否されないということは
まぁ~いいよってことなのだと解釈している
だが、その手をつないでいる時間は長くない
何故か?
それは、私の手が暖かすぎるから
私がいいな~この時間と思っていても
暑いと言って、手を離されてしまう
そんな短い貴重な時間を楽しめるのが
冬の寒い時の楽しみだ
そんな楽しい時間も、そろそろ終わりが近づく
暖かい春になり、暑い夏がくる
暖かい手は、最高の【ウザい手】に変化してしまう
【暖かすぎる手】はやっぱり冬がよく似合う