久しぶりのサッカー観戦
Hello, みろろんです。
週末は下の子のサッカー関連と
スーパーでの買い物が私の仕事。
実はハズは日本に帰国中。
ということで、ワンオペ育児。
子どもが大きくなっても、
子育ては大変です。
イギリスではロンドンや町中以外、
交通の便は悪いです。
だから、サッカーのホームゲームでも、
車での送迎が必須です。
いつもはパパ友に頼んでいる送迎ですが、
久しぶりに私が行くことに。
今日はフォワード2人がおらず、
3-0で負けました・・・。
うちの子はディフェンダーなので
頑張ってましたが。
家に帰ってご飯を食べていると電話が・・・。
チームの事務をしてくれているお母さんから。
「今日の試合後、ある子どものお母さんが
なんだか悪い言葉を聞いたようで・・」
と。
「あなたの子から何かきいてない?」
と言われたのですが、何にも・・・。
悪い言葉、というのは実は
「ジャッキーチェン」
どうも相手チームの子がうちの子のことを
こう表現したようです。
それをきいていたうちの子のチームメイトが
○○(うちの子)のことをあんな風に
言うのはちょっと!
とお母さんに言ったらしい。
それをきいたお母さんが事務の方に
伝えたのかわからないのですが、
それをそのままにしないのがイギリス。
「もしかして○○くん、
落ち込んでるんじゃ・・・。
こういうことはFAにレポートしないと
いけないから。してほしくないならいいけど、
どうする?」
という電話でした。
私は全く知らなかったので、
「うちの子に話をきいてまた連絡します」
と電話を切りました。
うちの子に限らず、いろいろなことを
言われることは日常茶飯事なのですが、
今回試合中、ということで問題になりました。
うちの子は案の定、まあ、言われたけど。
でも普通にあるし、と。
そういうことは聞き流すように育っているんです。
言い換えるといちいち反応していたら、
大変だということ。
私は子どもに、「道を歩いていても
言われるかもしれないけど、
試合中というのは違うから。
オーガナイザーであるFAは
こういうことを防ぐ義務があるんだよ」
と伝え、今後同じことがあれば
私に言うように伝えました。
イングランドでは、ユーロサッカー時に
PKをはずした黒人に対し差別発言があり、
今も差別については敏感になっています。
FAも子どもたちには一層厳しく
指導しているのです。
私は日本にいるハズに連絡。
抗議するかどうか、と。
すると上の子のコーチであるハズは
「うちのチームはそれで裁判になって、
相手チームはリーグ出場資格を
はく奪されたよ」
と。
今回は差別発言でなく、有名人の名前を
言っただけなのでそんなことには
ならないと思いますが、この一言だけでも
報告する義務があるイギリスって
やっぱりすごいな、と感じました。
私は大人になってからイギリスにいるので、
いろいろ感じることはあっても
あからさまな差別は受けたことがありません。
子どもたちは小さい時から
こういう環境にもまれ、
ある意味「疎く」なっているかもしれません。
しかし、相手が不快にならないこと
は言わないようにする、という姿勢は
大事なのではないでしょうか?
そんなことを考えた日曜の昼下がりでした。
よろしければサポートをお願いします。サポートしていただければ、現教員、学校に苦手意識のある生徒さんへの支援に使わせていただきたいです。