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大学院の夏季集中プログラム(Summer school)に参加してみた

Hello, みろろんです。ジムが再開したので行き始めたのですが、まだまだ怖い!今日はオンラインピラティスに挑戦!

さて、今回はDistance learning(オンライン)のコースの私が一度だけ対面講義が受けられる、ということで参加しました。

1週間9時から5時までの時間割で(しかも一つのモジュール)を集中して学び、その後各自でAssignment(小論文)を仕上げます。これも6000 word。

この大学のコースを選んだ理由は夏期講習があるということで、対面も体験できるからだったのでうれしさ反面、どんな人たちだろう・・と不安も。しかも大学に「学生」として毎日通う、というのも初めての経験。

7月の最終週から始まるこのコースは2週にわたり、10コくらいのコースから1つ選ぶことになっていました。私は最後のモジュール。これが終われば修士論文(Dissertation) のみです。そういう意味では最後の講義。

その前の土曜日からIntroductionが始まり、顔合わせをします。

私は初日でよくわからず家から車で行きました。車で行くと一日5ポンド(駐車場代だけで)。その代わり家から20分ほど。バスなら乗り換えしないとキャンパスに行くことができませんが1日3.70ポンドほど。50分くらいかかります。

駐車場に車を止めると女性が話しかけてきました。

「あなたも夏期講習の人? 車はここでいいのかな?」

どうもアメリカから来たらしい。場所もわからず不安で私に声をかけたようでした。

「私もEducationのStudentです。一緒に行きましょう」

と答えて一緒に歩いていきました。彼女は違うコースの人でしたが、最初の説明会は同じ。

部屋に入ると別々のテーブルに座ります。このあたりも日本人とは違うような気がします。違うコースだからむしろ違う席に座って違う人と仲良くなろう、といった感じでしょうか。

私が座ったテーブル(ほかもです)は5人くらいが座れます。そこに次々埋まっていきます。

時間前までに40人くらいの学生が。

最初にDissertationの説明。学部のエライ(?)人がスライドを使って、どのように進めていくのか、というのを話してくれたのですが、一人一人に自己紹介をさせて、一人一人にあったテーマで書いてください、ということがメインでした。

先生もファーストネームで呼んでいいよ、ということで、これから2週間こんなことがあります、と説明。

「教育」といってもいろいろなバックグランドの人の集まりで、どの学生も魅力的でした。最初に説明してくださったPete(先生)はとても気さくな方で、自身がSecondary Scienceの先生だったこと、アフリカでも先生をしていたことなどが語られました。

一人ずつ自己紹介をしました。コース名(私はEducation。他にもEarly Years(低学年)やLeadershipコースなどいろいろ)がいろいろで私の知らないコースがたくさん!!

ここで私はやっぱりイギリスで、ここにいてよかったな、と思いました。

今の仕事がどうであれ、私が日本からきて、経験を積んできたことを皆が肯定してくれる雰囲気があったからです。

午後は自分のとるコースでのIntroduction。

私の通うコースではPBI (Practice Based Inquiry) というモジュールが必修で、最初に始めたとき、この講義はなるべく最後に取るようにという指示がありました。

PBIとは実践を行っているうちに(授業している、ということ)疑問がわいてきたことなどを解決するための研究、といった感じです。

私はそれを忠実に守り(実際はほとんどいなかった・・笑)、選択。

一旦家に戻り月曜に登校。

先週いなかった人たちばかりで焦る私。。。25人ほどいたでしょうか。

そこでは3人の先生が私たちを教えるということで話をしてくれました。

ここでは一人だけ違うコース(英語教育)の人が。それ以外同じコースのようです。イギリス人が3分の2、外国人(日本人、中国人、カナダ人、イタリア人)がいました。しかしそのほとんどはイギリスに住んでいません。日本にいるイギリス人がいたので少し話ました。場所としては中東が多かったです。

私が教室に入った時、すでに人がいっぱいで圧倒されたのですが、こっち座っていい?ときいていいよ、と言ってくれたところに座ったところ、イギリスで働いている歴史担当、スペインで働いている音楽教員(以上イギリス人)、中国で働いている美術の先生(中国人)、教員をしていない私、という4人でした。

それぞれ全然違うバックグラウンド、年齢なのに、すぐに溶け込めたのははやり同じ業種の人だからでしょうか。

私たちはディスカッションやプレゼンテーションを行ううちにいろんなことを話しました。年齢も住んでいるところも違う人たちが一つになって勉強する。なんて素敵な場所だったのでしょうか。

ここで学んだのは研究するにあたって大事な方法論(インタビューや、文献のみの研究、アンケートと取り方)やEthicsとよばれる倫理の問題について多方面から学びました。

私の感想としては、もっと早くに知りたかった!ということもありました。

私は前のモジュールで実践研究(研究授業やインタビュー)を行っていたのでこういったことを学ばずにAssignmentに取り入れていたことを後悔しました。

イギリスの高校では日本にはない科目も多く(BusinessやPerformance artなど)それらの先生が集まって話すのを聞くだけでも興奮しました。

イギリスの科目を見てみたい方はこちら。

そして大学生がこの1週間、デジタル編集係として雇われておりずっとビデオを撮ってくれていました。

同じ学生が授業の中でバイトする、というのもおもしろいな、と思いました。

彼はトランペットを吹くそうで、私がたまたま音楽やりたい、という話をしたら部活に誘ってくれました。

その後私は参加したのですが、あまりの年齢の違いに3か月で辞めちゃいましたが、よい思い出です。

最終日は自分の決めたテーマによって担当の先生が振り分けられ8人ほどのグループでどうやって研究をすすめるか、という話で終わりました。

打ち上げでもあるのかな、と思っていたのですが、すぐに自分の国(勤務国?)に帰る人もいるようで・・。

大学からタクシーで空港まで行きそのまま飛行機に乗って帰る人もいました。

それ以外寮に泊まっている人たちは夜に打ち上げ。それ以外はあっさりと解散です。

私はまっすぐ家に帰りました。






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