夏休み飛行機に乗ってみた Vol.7
Hello, みろろんです。イギリスはすっかり秋です。かろうじて最高気温が20度くらいですが、カーディガンだけでも寒い・・。薄手のコートが必要です。
さて、前回イギリスでの2週間の隔離を避けるため、韓国経由でイギリス(ロンドン)行きを決めた私と下の子。
もともとは地元の空港(それでも車で1時間はかかる場所)だったのにロンドンは3時間くらいかかるので迎えに来てくれるハズには申し訳なく・・。
今回投資額がハンパない帰省になりましたが、仕方がない・・。
朝7時半にタクシーが迎えに来てくれ、南海電車の駅へ。空港まで、と最初は考えたのですが3万円くらいすることがわかり断念。
大阪、難波駅から急行で関西国際空港まで行きました。これなら運賃が1000円以下。スーツケースが邪魔じゃないかな、と心配しつつ朝の通勤、通学の人たちと50分ほど。最近は観光客も多いのか、スーツケースを置くスペースがドアのところにあり、安心しました。高校生が英単語を勉強しているのを懐かしい目でみながら(注:元教員)飛行機大丈夫かな?と考える私。
空港に着くとまずはWifiルーターを返却。そしてチェックイン。前日までにチェックインを済ませていたにも関わらず、発券されました。日本は丁寧というか、無駄というか・・。せっかく私が印刷したものは不要になりました。ちなみに行きのKLMでは携帯電話にある電子搭乗券のバーコードで搭乗。ペーパーレスでした。
荷物を預けて一緒に来ていた両親とコーヒーでも・・と思ったらいつも行くお店のフロアは閉まっています。下の階に降りると数件お店が開いていました。喫茶店か、うどんのお店か子供に選ばせると迷わず「うどん!」。
朝ごはんにうどんを食べ、出国審査へ。
税関も出国審査もパスポートですいすい。人もまばらです。
空港内は大きな免税店以外は閉まっていました。日本酒が半額だったので買おうか迷いましたが、乗り継ぎで制限されても嫌なのでやめておきました。(あとで後悔)
いつもならシャトルバスで搭乗口まで行くのですが、シャトルは動いていないもよう。係員の人に5分ほど歩いてください、と通路を案内されました。
長い通路は行きも歩いたようなもの。すぐ横で飛行機の離発着が見られるので「待って!」と写真をとる子供に止められました。
歩いていくとこれに乗るんだろうな、という機体から人が降りてくるのが見えました。私たちは荷物が大きかったのでエレベーターを使い搭乗口へ。韓国人の人がほとんどかな、という印象。中にはイギリス人家族がいて、ロンドンまで一緒かなーと思える人たちも。前回のことがあるのでこの人たちについていこう!と決めた私。アジア人はヨーロッパ人には優しいのでそこに便乗しようという考えです。
はやり入国の説明が長引いたのか搭乗時間が遅れました。そして呼ばれたのですが、ビジネスクラスの人から。行きのKLMでは同じ時間に子供連れの家族も案内していたのにマイレージの常連客やビジネスのみ、というのも「アジア」を感じさせました。
乗った時にCAの方が何か紙を配っていたのですが、私たちはもらえず。韓国に入国しないからなかな、と思って気にせずそのままにしていました。
マスクしていることもあり、韓国語でいろいろ言われましたが、
「I can't speak Korean.」
というと同時に日本語対応。すごいなー。日本語も話せるのか・・。
無事にインチョン空港到着。
さあ、出てからが勝負です。気合を入れて歩いてTransitのほうへ。
広い通路を歩いていって、その間にTransitは回っていけ、という指示が。どうも迂回しないといけないみたい。
どんどん進むと検疫へ。Transitはいらないのかな、と思って右側の道に行こうとしたら係員に止められました。
「xxxxxx」(韓国語)
私は英語でわかりません、というと紙を見せ(CAさんが機内で他の人に配っていたもの)「xxxxx」と。
また私はわかりません、というと紙を渡され、列を外れるように言われます。
その紙には健康状態を記入するようでした。(英語も書いていました)
私は急いでペンをだし記入。ふと後ろをみるとイギリス人家族はその紙を持っている!!!そして私たちが記入している間に通り抜け。
「えー、なんで私にはくれなかったの??」
と思いましたがそれを責める暇もなく記入した後通してもらいました。
熱を測り通り抜けたと思ったら大蛇の人の列!!
とりあえず並びました。そのうちうしろに防護服を着た団体も!!
「なんか違う・・」
と思ったらうちの子が
「イギリス人家族はあっちに歩いてる!」と。
見てみるとTransitのサインが!!
慌ててそっちのほうに進んでいきました。
長い通路を歩くとまた手荷物検査場。空港でお酒(液体)を買わなかったのは、以前ヘルシンキで没収されたからなのですが、前にいたイギリス人家族は免税品を開けられてはいましたが、没収なし! それだったら日本酒買っとけばよかった・・・。
係員の人は私たちに韓国語でしたが、??というと英語で言ってくれました。そして無事に荷物検査を通過。
やっと安心できた私。それから搭乗口まで歩きました。オランダの空港と違い、高級ブランド品がほとんどのインチョン空港。さすがです。もちろん素通り。
のどが渇いたのでアイスコーヒーとマンゴースムージーを買って椅子に座りとりあえずLINEで日本とイギリスに報告。あとは機内に移動するだけです。
いよいよ搭乗が始まり並んでいるとかなり早い段階でパスポートと体温チェックがありました。異常なしということでどんどん進み機内へ。
機体は新しいものらしかったのですが(子供が興奮してました)、モニターや座席は古く、アシアナ航空は財政が厳しいと言っていた弟の言葉を思い出しました。
それでも機内は快適。昔ながらのサービス。(カトラリーがちゃんと金属)
飲み物の種類が限られいる以外は満足でした。そして期待していたビビンバはなく、
大きなボウルに野菜とチリが置かれていてどうするのか、と思っていたらカトラリーと一緒に説明書が。
どうもサラダにお肉とご飯を入れて巻いて食べるようです。
美味しい!
その後映画を見ていたり。。韓国に関係のある映画、ドラマがたくさんありました。日本語字幕が少ないのでほとんど英語で観ました。
黒人差別問題を取り上げているあたり、マイノリティーとしては同じだな、と感じました。KLMとは全然違うラインナップだったので。
そうこうしているとまた食事。
今度もビビンバではありませんでした。しかも選べる!
私は牛肉とご飯、子供はパスタ。ご飯は韓国料理で選んで正解!
コチュジャンがどれにもついているあたり韓国を感じました。(写真のコチュジャン反対だ!)
追い風だったのか予定よりも1時間以上早く着きました。
ヒースロー空港ではターミナル2に到着。長い距離を歩いて入国審査。私はあらかじめ健康フォームをオンラインで提出していたためかスムーズ。結構な人がいましたが、日本は入国審査が簡易化されているようで、機械のところに行くように言われました。(EU以外ではオーストラリア、韓国など)
パスポートと顔認証なのですが
子供が行った機械は調子が悪いのか前の人も一苦労。係員も少ないので列が滞ったり。結局違う機械に行くことになりましたが
ここは日本人。列になかなか入り込めません。
そのうち後ろの人が
「早く行けよ」と言い出し余計に焦りが。私が先に違う機械に行きました。そこはオッケー。ゲートが開きました。その後子供も行ったのですがゲート開かず。。
私はすでにに抜けていたので祈るような気持ちでした。
「係の人に助けてもらって」と何度も言いましたが内気な子は言えず。
イギリスのパスポートでゲートが開きホッとしました。
その後荷物を受け取り晴れて空港の外へ。迎えはありません。早く着いてしまったので。普段はシャワーなどいろいろな施設があるのですがそれらは閉鎖。椅子に座りお迎えが来るまで座っていました。