見えた！
紫金山・アトラス彗星が肉眼でも見えるという情報を聞きつけ、
10月14日から、2日連続、宵の西空を凝視した。
下記情報によると、金星のやや右上方向に、
尾を長く引いた彗星が見えるはずだ。
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/10-topics05.html
が、見えない、、、。
金星の遥か右上方向に、少し明るめの星が見える。
あれか？
しかし、黄色く明確な点として輝く星に尾らしきものは見えず、
恒星だろうな、と考え直す。
明るさは、3等星前後とのこと。
街の明かりがあると肉眼では厳しいのか、、。
それでもスマホの性能を信じ（iPhone13）、
それらしき方向にシャッターを切る。
星空にカメラを向けると、自動露光モードになり、
3秒間腕を動かさなければ、
オリオン星雲でさえ写ることは、
年初の冬に確認済みだ。
どうだ、、、。
やはり黄色く輝く星に尾は見えない。
周辺のそれらしき星空に向け、何枚かシャッターを切る。
やはり、彗星らしき姿は見えない、、、。
web上に投稿写真を見ると、薄明の明るい空でも
尾を引くほうき星の姿が写っている為、
それほど長い露出をかけたとは思えないのだが、。
釈然とはしないまま帰途につく。
列車の中で、スマホの写真を再度拡大したり、
位置をずらしたりしていると、、、
あった！
左端の低空に、上に尾を引く彗星の姿！
真ん中に写るは、富士山です。
黄色く輝く星（富士山の上）は、
アークトゥールスでした。
明日は、肉眼で見てみたい・・・。
