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おかえりわたし、ありがとうピラティス、そしてこれから

今日は通っているピラティスの産後ケアパッケージ最終日。
おかげさまで妊娠・出産で解散していた筋肉が徐々に帰ってきてくれた。

娘を出産して9ヶ月。やっと日中すらすら動けるようになり、最初に先生に言われた
「10ヶ月かけて身体が変わったんだから10ヶ月かけて戻すつもりでゆっくりいきましょう」
ということばの意味がやっとわかった気がする。

長年肩こりやら下半身の張りやらが気になっていた私がピラティスに出会ったのは上の子を妊娠する少し前。通っていたスポーツクラブのクラスでピラティスのレッスンがあり、運動&ストレッチの両方の動きと、体のバランスを整えるという目的が私に合っていると感じた。

今のスタジオに通い始めたのは2人目妊娠の少し前。

グループレッスンからはじめ、出産が近くなってからはプライベートレッスンに移行。3時間のスピード出産がかなったのはピラティスのおかげもあると思う。

お子さんがいる女性のオーナーさんは自身の経験から小さな子どもがいても通えるスタジオを作りたかったそうで、マタニティや産後のピラティスも安心してお願いできる体制が整っていた。

とくに産後ケアパッケージには大感謝。今私がこうやって文章を書けているのもピラティスのおかげといっても過言ではない。3ヶ月間だいたい週2回のペースでプライベート、グループ、マシンをバランスよくお得に受けられるプラン。しかもその間娘を預かってもらえるのだ。産後の体力と体型に自信がないどころか不安を感じていた私は夫に「無痛分娩じゃなくていいからその分の費用を産後のピラティスにまわさして!」(だいたい同額くらいだった)と交渉したほど。友達に話すと「命懸けで生むんやけん、どっちもやんなさいな」と言われ、確かになと思った笑

年始に書いた今年の目標

産後はまぁ身体が動かないこと動かないこと。元々運動習慣がなかったうえに妊娠中は大きなトラブルこそなかったがとにかくダルくて貧血気味だったためピラティス以外はまったく動かずな生活をしていたんだから当然だろう。

まずはストレッチから始まり、徐々におおきな動きにレベルアップしていく。1ヶ月前にできなかったことがどんどんできるようになっていくのはすごく嬉しかったし、日常生活も動ける時間が長くなった。パッケージが終わる3ヶ月目にはかなりいろんな動きができるようになったものの、まだマイナス100がマイナス10になっただけの気分。効果を感じたからこそせめてスタートラインまで戻りたいと自腹でもう3ヶ月パッケージを追加した。

思い返せばその頃は子どものお世話以外、というかお世話をしながらもダラダラ過ごす日々。部屋は荒れ放題、なにもやる気が起きない。当時は子どもの夜泣きを言い訳にそれが普通だと思っていたが、振り返ると友人と連絡を取るのも億劫だったり、大好きだったファッションにも興味がわかなくなったり、ちょっと生きる気力がなさすぎた気がする。

それがピラティスを再開して6ヶ月、おかげさまで整体に行かないと頭が痛くなるほどの肩こりは治り、体重はなんと1人目出産前まで戻った(1人目の産後どうしても1kg戻らなかったのだ)。なにより先週くらいから日常生活が急に楽になり、家の片付けや仕事復帰に向けたあれこれを前向きに行えるようになった。

やっと自分が帰ってきた。おかえりわたし。ありがとうピラティス。

身体を動かすことはもちろん心も支えてくれていたと思う。

娘を預けて唯一自分だけで過ごせる時間。
数少ない大人との会話。

24時間娘を守らなきゃという緊張の糸が、ピラティスに行っている間だけは緩み、静かな空間のなか自分と向き合うことができた。
お子さんのいる先生も多く、託児は保育師さんが見てくれるので、いろんな相談ができることもありがたかった。

そしてスタジオがすごく落ち着く空間であることも私にとってはとても大切なポイントだった。オーナーさんがゼロから建設したため、ピラティスをするためだけの贅沢な空間になっているのだ。あたたかくて開放感があって、たっぷりの日差しがふりそそぐ場所はそこにいるだけであわただしい日常を忘れさせてくれる。

なんだかピラティスのまわしものみたいになってしまったが、本当に産後すぐに通ってよかった。

これからも通い続けたいのだが、個人のスタジオのためお値段が悩みどころ(もちろん質の高さに見合った金額だと思うが私のお財布事情的に…)。稼いだお金で癒しの時間を買えるよう、やっと取り戻した前向きな心と元気な身体でがんばろうと思う。

#ピラティス #greennote #note100本チャレンジ

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