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もっとファンキーに、クレイジーに!

「落ち着いたねー!昔はもっとファンキーだったよ!」

先日、10年ぶりに大学時代の友人と会ったときに言われたひとこと。2日前に髪の毛をピンク色に染めて、FRAPBOISの変な形のジーンズを履いてウキウキだった私は一瞬驚いたが、たしかに大学時代に比べるとかなり地味なのかもしれない。「落ち着いた」と言われるのもこれが初めてではないし。

私はいわゆる大学デビューしたタイプで(デビューが成功したかはさておき)、厳しい親と謎の校則から解き放たれた開放感で当時はかなりはっちゃけていた。

入学当初は金髪スパイラルパーマ。おまけに眉毛を剃るのに慣れてなくて変な薄眉。これらすべて高校の校則で禁じられていたから加減というものを知らない。adidasの赤ジャージで体育に行ったときには北九州出身ということも相まって元ヤンだと思われていたそうだ(=大学デビューは本人のやる気だけで、失敗している)。

ZipperとCHOKi CHOKiを読み漁り、裏原系から森ガールまで、好きな服を着て、盛り盛りの髪型にして時々上京してくる親を驚かせた。きっと母は女子アナみたいな洗練された都会の女子大生になってほしかったと思う。期待に応えられずにごめんね。明治じゃ無理だ笑 それでも何も言わずに支えてくれた親にはお礼を言いたい。ありがとう。

服装もさることながら中身もまだまだ子どもだった。
自己愛が強くて、でも自己肯定感はそんなに高くなくて、みんなに好かれたい、ノリのいい子だと思われたい、個性的でありたいなどなど、自分をよく見せるのに必死だった。自己中なことをたくさんしたり言ったりした。だからいまだに仲良くしてくれる大学時代の友人には感謝してもしきれない。ありがとう。
みんな当時から大人だったよなぁ。それともみんなも同じような気持ちを抱えたりしているのだろうか。

振り返ると黒歴史ばっかりでいまだに恥ずかしすぎて消えたくなることもたくさんあるけど、最近やっとちょっとだけそんなこともあったよね、それなりにがんばってたよね、と過去を愛おしく思えるようになってきた。

時間のお薬と、それでも大切な人が近くにいてくれる安心感があるからだと思う。大学時代の友達とバカな話をしているときって本当に幸せだし。

結婚して、子どもが産まれて、たしかに私は落ち着いた。お酒を飲んで暴れることも、かまってほしいと泣くこともなくなって、穏やかな家族の時間を大切に過ごすことができている。

それはそれでとても幸せなんだけれど、友人に言われた一言で、あれ、もうちょっとはじけていんじゃね?!と私のなかのなにかに火がついた。

去年は2人の子どもを育てることに必死だったけど、やっと少しだけ気持ちが落ち着いて、仕事復帰も見えてきて、そんなときに出会った冒頭のひとこと。

これはもう、今年はやったるしかないのでは?!

ということで2025年は当時を思い出して、でも周りをちゃんと愛しながら、ファンキーに、クレイジーに生きます!

とりあえず変な服を買いに、娘を連れて原宿にでも行ってみようかな。

#greennote #note100本チャレンジ #ファッション #大学時代の思い出

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