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冬の断捨離、第二幕 – 内窓の残骸とパンの香り

昨日の断捨離に続き、今日も朝から家の整理に取り掛かることにしました。昨日は長年の懸案事項だったデータの整理や銀行口座の解約など、どちらかというと事務的な作業が中心でしたが、今日は体を動かす作業がメインです。特に、数年前DIYで作った内窓の残りの材料がずっと私の部屋に放置されていたので、これを処分することにしました。今日はそんな一日を振り返ってみたいと思います。


朝のパン屋といつもの土曜日

普段の土曜日と同じく朝食のパンを買いに近所のパン屋へ向かいました。寝る前に珍しく長男も「一緒に行く」と言っていたので起こしました。長男は勉強や塾、習い事があったり、学校では朝早い分、休みの日はゆっくり寝ていることが多いです。そのためいつも土曜日に一緒にパンを買いに行くのは下の娘でした。最近は息子とめっきり一緒に外出することも減っていたので、少し照れくさいながらも、どこか新鮮な気持ちになりました。こうして朝に長男も一緒に出かけるのは本当に久しぶりで、なんだか特別な時間になりそうな予感がしました。…が、息子と娘が二人揃うと、案の定というか、道中から些細なことで言い争いを始め、なかなか賑やかな道のりとなりました。まあ、これもいつものことなのですが…。

向かったのは、以前からあるパン屋で、散歩の途中で見かけたことはあったのですが、実際に中に入るのは初めてでした。こぢんまりとした可愛らしいお店で、店内には焼きたてのパンの良い香りが漂っていました。子どもたちもそれぞれ好きなパンを選んでいると、私もまだほんのり温かいパンが目に留まり、「これください」とお願いしました。すると、お店の奥さんが奥からそのパンを取ってきてくれたのですが、旦那さんが「まだ冷めていないから、袋に入れるときに形が崩れるかもしれないけど大丈夫?」と声をかけてくれました。「はい、大丈夫です」と答えると、丁寧に袋に入れてくれました。家に帰って食べてみると、ほんのり温かくてとても美味しかったです。子どもたちのケンカで少し疲れていたのですが、焼きたてのパンの香りと温かさが、少し心を癒してくれました。

内窓DIYの思い出と断捨離の決意

パン屋からの帰り道、今日のメインイベントである内窓の材料処分について考えました。数年前、冬の寒さ対策として、ポリカ中空ボードを使ってDIYで内窓を作ったのです。当時、ホームセンターで材料を買い込み、寸法を測ってカットし、枠を作って…と、結構な大仕事でした。DIYが得意な私にとっては、それ自体も楽しい時間だったのですが、どうしても端材が出てしまい、それを「いつか何かに使えるかもしれない」と思って私の部屋に保管していたのです。

しかし、3年経った今、その端材が日の目を見ることはありませんでした。部屋のスペースを占領しているだけで、正直邪魔になっていました。昨日の断捨離の流れもあり、「これはもう処分するしかない」と決意。午後に思い立って作業に取り掛かりました。

ポリカ中空ボードは、そのままでは粗大ごみとして出せないので、小さく切断する必要があります。部屋からカッターナイフを取り出し、ボードを細かく切っていきました。テレビを見ながらのながら作業だったので、ぼーっと作業していたらいつの間にか終わりました。ポリカ中空ボードは比較的加工しやすい素材なので、カッターでも問題なく切断できました。

3年目の冬、内窓の効果を改めて実感

作業中、ふと窓の外を見ると、冷たい冬の空気が目に飛び込んできました。そういえば、内窓を取り付けてから3年目の冬になりますが、朝一番の部屋の温度が明らかに違うことを改めて実感しました。体感で数度は違うと思います。内窓があることで、外の冷気を遮断し、室内の暖気を逃がさない効果があるのです。

DIYで作った内窓ですが、その効果は絶大です。あの時、少し大変でしたが、DIYで作って本当に良かったと思っています。今回の断捨離で、その残りの材料を処分することになりましたが、内窓自体はこれからも冬の寒さから家族を守ってくれるでしょう。

まとめ

今日の断捨離は、物を整理する作業でしたが、それを通して過去のDIYの思い出を振り返ったり、内窓の効果を再認識したりと、色々なことを考える良い機会になりました。単なるゴミ処理ではなく、過去の自分と向き合う時間だったと言えるかもしれません。子どもたちのケンカには少し疲れましたが、それもまた日常の一部です。

明日は何をするかはまだ決めていませんが、年末年始の休暇を有意義に過ごしたいと思います。

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