ドリームサポーター~まさみっちゃん名言集その77
毎朝歩け歩けをしながらSNSで音声配信をしているまさみっちゃん。
彼の話している内容を時々文字起こししています。
今日の内容は、今年の元旦辺りに話したものです。
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元旦から、会社を再び始める。
元々はダイエットの会社。
やっていることがふわふわしていたから、計画書もふわふわして書けなかった。
40代の男が手取り16万円の、会社だった。
当時は、自己開示ができていなかった。
背伸びして、かかとが地面から5センチ離れているような状況。
1歩2歩、背伸びしよう、という自己啓発が多かった。
自分を見せるためには大切なことだけれど、やり続けると弱みを見せられなくなる。現状を言えなくなる。
お金がない、仕事の契約も取れない。
結果、現状を素直に言えない。
人を頼れない。
現実とかけ離れていたのだ。
そもそも、お役に立てる相手が、明確になっていなかった。
身体が変わったのはまさみっちゃんのおかげ、と伝えてくれる人がいて、なんとか細々とやっていた。
ひと月3万円のダイエットが、月に数件。
自分自身が体重100キロあって、周りからも痩せた方がいいのではといわれはしたけど、痛みもないし気にしていなかった。
しかし。
娘が3歳の頃。尿にタンパクが出ているから、要検査といわれ、病院へ。
大きな病院を紹介され、腎臓に問題があるかもしれないので検査を、と。
腎生検と呼ぶ検査をした。
麻酔で眠っている娘を見てショックを受けた。結果は腎不全。
妻は泣き崩れ、ずっと泣いていた。治すには透析か移植と言われた。
他の治療法を探したが、妻が最終的に移植を選んだ。
病院を紹介され、行った。1階から最上階まで、すべて子どもが入院している。
遺伝子の問題を抱えていることがわかった。
移植にはドナーが必要で、親がいちばんふさわしい。
検査して一週間後、僕はドナーに適さない事がわかった。
妻がドナーとなり、移植としたとき、僕にはなにもできなくて、たはだ泣くだけ。
20年後、8割の確率で再移植が必要になる。
心の痛みも身体の痛みもなかった僕だけど、身体を健康にしよう、と思った。
子どもは、親にギフトを持ってやってくるもの。原点が娘の病気。
これがなければ、会社員を続けて平々凡々の普通の生活をしていたと思う。
娘が産まれた時、父が「菩薩が生まれた」と言っていた。
父はそのことを覚えていないけれど、確かに聞いていて、今も記憶している。
娘の病気のおかげで、それまで何も続かない人間だった僕が、継続することができるようになった。
36キロ落としたときも、少しずつ楽しくなり、自分に自信を持てるようになった。
それでも伝えたい相手を明確にできなかったから、仕事は売れないままだった。
借りることを覚えて、困るたびに借りていたら、借金が8桁に。
妻に話したとき、コミュニケーションしていなかったことやいろんな理由があり、離婚という選択肢を彼女がくれた。
当時の妻が、僕のことを死ぬんじゃないかと心配なくらいだったそうだ。
そうして、ダイエットや協会を、やめると決めた。
仲間に託し、諦めた。
1からスタートしようと会社員になった。
財布の全財産30円をお賽銭して、助けてくださいと神様にお願いして、選択したのが離婚だった。
痛みの経験をさせてくれたのが、神様からのギフトだったのだと思う。
もう1回頑張ろう、と立ち上がった。
その後、鴨頭さんの動画を見て学び始めた。
成功したい人には、底がくる。
願望が起こす引き寄せは、どん底だ。そこから這い上がったから、今の僕がいる。
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文字起こしここまで
https://camp-fire.jp/projects/view/724368
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