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上白糖をすり鉢で

ある日の朝、娘が
「お母さん、これお願い」
と、すり鉢を渡してきました。

中にはお砂糖。
「さっきまでお父さんがやってくれたんだけど、足りなくて」

お父さんは、部活の弟を送迎しに行ってしまい、仕方ないので引き受けました。
「あ~、こういうのはお父さんだよね。」
ぶつぶつ呟いて自分の無能さをアピールしながら、一生懸命擦るのだけど、お砂糖ってなかなかふわふわにはならないもの。

これ、朝7時の我が家の様子です。

娘はクッキーを作りたいと前日の夜にひらめき、そこから生地を作り始めたそう。
ほぼ徹夜で、少し休んで早朝からクッキー作りの続きをしていました。
どこでどうさらにひらめいちゃったのか、アイシングクッキーにすると張り切っていたのです。
ところが粉糖がないため、考えた末に我が家にある上白糖をすり鉢ですることを思い着いたのでした。

思い返せば、幼稚園の頃から朝クッキーを焼いては登園後に配り歩いていた子です。

クッキー作り =(イコール) 楽しいこと

という構図が彼女にできていたなら嬉しいです。娘のひらめきに翻弄されっぱなしの家族。私は次女なので、そんな娘のザ・長女な部分が頼もしいと感じます。

あとどれくらい、一緒に過ごせるでしようか。楽しんでいきます!

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みどり
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