家族のリクエストにこたえられるパン作り♪
残念なお知らせ。
私の作るロンボク料理は家族にあまり好評ではない…。
チーン。
味の濃さが足りないらしい。
こちらの料理はすごく味がしっかりしている。
だからこそ、少量のおかずが数種類あれば皿の80%を占めるごはんを平らげられるのだ。
私もそれは知っている。
なので味濃いめ・強めに料理するのだが、それでもごはんにかけると物足りない。そのへんの加減がまだまだ私はつかめていない。
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ときどき、義兄のお嫁さんがお料理をもってきてくれる。
夫の大好物の魚のスープなど、とてもおいしい。
が、彼女のサンバル(唐辛子のソース)は私には辛すぎて食べられない。
いったいどんだけ唐辛子をいれているんだ…。
姉さんにきくと、7本という。
ちなみにロンボク標準(我が家のご近所さん調べ)は5本、我が家は2本である。
2本でもけっこう辛いんだよ?
7本など正気の沙汰ではない。
義兄嫁のサンバルを食べたあとは、だいたい夫はおなかを下す。
現地人でこれなんだから、私が食べたら即ピーピーだ。
いろんな意味で食べられない。
が、夫が大喜びで食べるのをみると私はシュン…となってしまう。
味の好みや共通感覚が違うって、哀しいものがあるよのぅ。
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しかーし、我が家には家族みんなが喜んで食べてくれるものが一つある。
和食じゃないのよ。
それは、パンだ。
娘も姑も夫も、パンは食べてくれる。
誰も欧米諸国に行ったこともなければ、日々の食事が西洋化されているわけでもないのに、パンはおいしいおいしいと食べてくれる。
不思議だ。
なぜかまったくわからない。
でも、わからなくてもいい。
おいしいと言ってくれることには変わりないのだから。
ピザ、ベーグル、あんぱん(インドネシア風に緑豆あんだ)、ブドウパン、食パン、揚げパン、ドーナツ、ホットケーキ。
おばあちゃんは甘くてやわらかいもの、娘はハードパンかあっさりした味のもの、夫は揚げパンなどを好む。
さらに我が家はネコまでもパンを食べるのだ。
(白いごはんも食べるけど残す。パンは全部食べる)
私の料理でも喜んでもらえるものがある~~。うれしい~~。
せっかく時間をかけて作ったものなんだもの、やっぱり自分だけがおいしいって思うより、家族にも喜んでもらったほうがうれしいよね。
今日は娘のリクエストにこたえて、ホットドッグを作った。
ホットドッグといっても、コッペパンに市販のソーセージを挟んでケチャップをかけたものである。
姑もコッペパンを食べた。
夫はまだ帰宅していないけれど、帰宅後はおそらくごはんより先にパンに手を伸ばすだろう(←ここまで夕方に下書きしていたのだけど、娘に全部食べられてしまった。夫は食いそびれ。またね)
インドネシアの料理でも日本の料理でもないけど、家族みんなが喜んで食べられるものがあってよかった。
そして、私はそれを作ることができてよかった。
とってもうれしい♪♪
いつか私を貧血にしてくれた神様、ありがとう。
あれがなければ私は食べ物に興味をもつことも、料理することも、なかったかもしれぬ。
サポートはとってもありがたいです(ㅅ⁎ᵕᴗᵕ⁎) 2023年年末に家族で一時帰国をしようと考えています。2018年のロンボク地震以来、実に5年ぶり。日本の家族と再会するための旅の費用に充てさせていただきます。