令和元年=わたしにとってのパラレルキャリア元年でした

2020年、noteはじめます。

アカウントを持ってはいたものの、ほとんど活用せず、たまーに記事を読むぐらいでしたが
インプットとアウトプット、双方のツールとして活用していきたいと思います。
日頃感じたこと、考えたことを、その場限りにせず蓄積できるように。
(良い意味で)読み手の方の反応を考えすぎず、気の向くままに書いていこうと思う次第です。

というわけで、多くの方が年末年始休みを終え、明日から仕事始め…といういまさらのタイミングではありますが
2019年を振り返って、きちんと完了させたいと思います。

2019年、令和元年は私にとっての「パラレルキャリア元年」になりました。

2018年5月に入社した人材紹介会社で働きつつ、「なにか別のこともやりたいな」とぼんやり思い始めたのが、おそらく今年の始めぐらいのこと。
途中で止まってしまっているコーチングの学びを、先に進めたい。という思いがありました。
7月からは出勤日数を8割にしてもらい、コーチングに時間を割こうと思っていた矢先、
「やりたいな」と思っていたもう一つのこと、大学生向けキャリア教育の講師業へお声がけ頂いたので、そちらを優先することにしました。

7月は以前と同様にキャリアアドバイザーをやりながら、合間に講師業の研修もあり、2つを両立することの難しさをひしひしと感じていました。
クライアントと求職者の間に入る立ち位置なので、自分が仕事をしていないときでも案件は動き続ける。
緊急で対応を求められることもあるけれど、それがままならない状況もある。
その状態が精神衛生的にも良くないなと思い、人材紹介の方の退職を決意したのが9月中旬。
退職前提でもろもろの引き継ぎを進めていましたが、最終出勤日前日に別の役割で会社に残ることを提案して頂き、10月からは営業支援的にいろいろやっています。
そしてちょうど10月から、少しずつ講師として登壇する機会を頂くことができました。
割合的には人材紹介9:講師1ぐらいですが、本業以外にも少しでも収入を得る、第一歩になりました。

思えばずっと「パラレル体質」でした。

仕事において複数の収入源を得る、という意味では2019年が初めてでしたが
これまでの人生を振り返ると、その時々でいくつかのことを同時並行でやってきました。
小学生の時は学校と塾。
高校2年の時にクリエイティブを学びたいと思い、週末限定で専門学校へ。当時は部活を休部扱いにしました。
大学時代はタッチフットボールと吹奏楽。タッチフットをメインにしながら、吹奏楽は年2回の演奏会のうち、冬だけ乗っていました。
秋学期はタッチフットの朝練→授業→キャンパス移動して吹奏楽の練習→(ともすると飲み会)みたいな日もあって
我ながらよくやっていたなあと思います。

ひとつのコミュニティに居続けることがあまり向いていなくて、どうしても息苦しくなってしまう。外の空気を吸いたい。
大学生ぐらいまでは「1つのことに集中できず移り気な自分」があまり好きではなくて、椎名林檎の『好きな人や物が多過ぎて 見放されてしまいそうだ』(月に負け犬)という歌詞がやたらと沁みたりしていましたが
いつからか「複数のコミュニティに足を突っ込んでいる状態が自分らしくて安定するのだ」と思うようになりました。

イメージ的には、こんな感じ。(写真はわたし@トリックアート美術館)
一つのスペースにバランスとって立ち続けるより、両足を肩幅ぐらいのスタンスにして立った方が楽になる。

いわゆる「1万時間の法則」を是とするならば、いくつかのことを同時並行でやるのは効率が悪いかもしれないですが
それぞれのコミュニティで学んだことが、自分の中で相乗効果をもたらせられるのがわたしにとっては理想的です。

「運」と「縁」。

これまでのキャリアの節目では「運」と「縁」が大きく作用していて、チャンスがあれば乗っかってきたことがこれまでの道筋をつくってきました。
去年から始めた大学の仕事も、数年前から「こういう仕事があるんだなあ、いつかやってみたいなあ」と思っていたら、大学の同期がたまたまその仕事に関わっていて、実現に至っています。これはもう奇跡としかいいようがない。

ただ、傲慢な物言いになるかもしれませんが、「運」と「縁」を味方につけることができたのも自分の行動の結果だと思っていて
今回であれば大学時代にあれこれ活動していたことが仕事につながったわけです。
もちろん、当時は将来こんなことになるなんて1mmも考えていなかったけれど。ありがたい話です。

小さな芽を育てる。

というわけで、2019年は副業が小さな芽のように出てきた1年でした。
2020年はこの芽を大きくし、他にもいくつかの枝葉をつけていこうと思います。
今年の話はまた長くなりそうなので、後日別の投稿にて!

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