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神絵師によるフォロワー弱者救済ムーブはノブリス・オブリージュとして立派なのだろう。けど…

あーわかるなーというnoteを拝読しました。
こちらです。

ちなみに↑のnoteにて言及されている諸氏に関してはあんまりオタ活してない(漫画もアニメもゲームもほぼ見ないやらない)私には未知の方々ばかりです。
二次創作も稀にしかやらないしpixivは垢持ってるけど開店休業状態です。
見に行きたくもないし。
ちな銀英伝のゲームはちょろっとやってみたけどただの課金力を競うゲームでしかなかったので程なく引退しました。

それで上記のnoteを読んでまず感じたこと。

まずさいとうなおき氏の呟きの

そう言われても多くの人は
『自分は可愛く描けているから、他に原因があるハズ』
と思ってます。

僕も過去勘違いしていたので気持ちは分かりますが、
顔です。

これ、私がさんざんこのnoteで言及してる「ダメ脳内補正」じゃないの?
ということでした。

ダメ脳内補正についてはこちら

↑の原典
絵を巡る考察プレビュー版

でその後さいとうなおき氏及び他のインフルエンサーの方々が「いいね、フォロワー数の伸び悩みに悩む絵師垢の拡散に手を貸す」というフォロワー弱者救済行為があったという。
最も、さいとうなおき氏の呼びかけに集まったのほ千や万単位のフォロワー持ちだったそう。
それで結局フォロワー数の少ない絵師は結局目に留めてもらえなくなったと。
結果他のインフルエンサーが仏心を出してフォロワー数上限を儲けて追随した、と。

あーね。
ちなみに私のX(旧Twitter)アカウントのフォロワーは一桁です。
一桁。
フォロワー数少ないとお悩みの方。
下には下がいます。
よかったですね。
でも私は上記には参加してませんが。

まあ、私はそもそもフォローしてるアカウントはフォロワー以上に少ない。
オタ界隈のアカウントは一切フォローしてない。
だから絵師界隈の話題は何も知らない。
毎日いいねをつけてるのは可愛い動物の画像や動画ばかりだ。
だから流れてくるおすすめもかわいい動物たちばかりだ。
なので、そんな絵師界隈で弱者救済ムーブがあったことも後から知った。
でもたとえリアタイで遭遇しても参加はしないねえ。
そもそも自分の垢は壁打ちアカウントなので。
というのもあるけど、極論↑でご紹介したnoteの方にいたく同意した。

うーん、モヤモヤするというか、恐いですよ。明らかに初心者・初級者あてのツイートなのに自らのフォースを見せつけようとする万フォロワーのアカウントも恐いし、私フォロワー数少ないけどこんなにすごい絵描いてるんだよっていうアカウントも。がっついてる感じや、他力本願な感じが。

(略)みなさんそんなに承認欲求不満なのん? SNS、特にツイッターの闇をあらためて見せつけられた感じがして、なんだか意味もなく気持ちがざわついたのでした。ツイッターが悪いのか、ヒトの悪い面をツイッターが具現化しているのか。まぁツイッターもいつまであるのか知らんですけど。

いいね・フォロワー数至上主義?

まあ、そういう弱者救済ムーブに縋り付く行為を私はしたいとは思わないのね。
元々自分の絵が今のオタ民に受ける絵じゃないことは百も承知で描いてるし。
自分の内的欲求に従って描いてるだけだし。
だから他人から自分の絵が需要がないことも知っている。

つまり、私にとって絵は「承認欲求を満たす手段ではなく」「内的欲求を満たす手段」なのである。
だから多くの他人に刺さらないことも知ってる。
その割には二次創作やイベ参加すると必ず絵柄ストーカーやリアルストーカーに遭うけど。
謎すぎる。
(誰かこの辺の謎を解明してほしい)

で、そんな私から見たらやっぱり千単位万単位のフォロワー持ちが弱小垢押しのけてまでさいとうなおき氏の呟きにぶら下がるのもなんだかなあ…と思うし。
かと言って弱小垢だからって神絵師インフルエンサーの施しに縋り付くのも、やっぱり私ならちょっと無理かなあ、と思う。
そこまで物欲しげな姿を他人に見せること自体が私にはまあ無理かな。
フォロワー一桁のくせに無駄にプライドだけは高いので。

というのもあるけど、何より絵師の承認欲求自体が本当に、絵を他人に承認されることで満たされるのかというと疑問もあるからだ。
私は例えば「(本当の欲求不満の根源からの)現実逃避の救済を絵の承認に求めてる」可能性などを想定している。

この辺の絵師の承認欲求やその周辺心理については過去のnoteでもたびたび触れていると思う。

など…。
まあ他でも大体周辺のことは語ってる。
当該マガジンはこちら


類似例としてはこんなものも。


要は今自分が焼けるように望んでいる(と思い込んでいる)ことが、真なのかというと実は深掘りすると違うという事例は古今東西多々あることである。

弱者に手を差し伸べるノブリス・オブリージュの姿勢は美しいのかもしれない。
たとえそこにも隠れた承認欲求などが仮にあろうとも。
今回の神絵師インフルエンサーにそういった承認欲求がある可能性について断言はしない。
ただあくまで可能性としては完全排除できないという話。
曰く、

人に注目されようとして自分の義を人の前で行なうことがないようによく注意しなさい。
(略)
憐れみの施しをする際,あなたの右の手がしていることを左の手に知らせてはなりません。

マタイ福音書

引用しといてなんだけど私は一神教は好みではない。
ただこの部分の指摘は至極その通りと思う。

脱線した。

一方弱者は神絵師インフルエンサーの救いの手を求めても当然なのかもしれない。
けど、それより先に多分やることはあるのではないかと思う。
チラッと斜め見しかしてないけど、やはり千万単位のフォロワー抱える絵師とフォロワー30未満の絵師では完全にその差は明らかだと思ったので。
(もちろんフォロワー一桁の私などはさらにその下を行くということにでもなろう)

あと、現在の絵師の環境にはもうひとつの不安要素があると考えてはいる。
しかし、長くなりそうなのでそちらは別のnoteにまとめようと思う。

これぞまさにフォロワー一桁の絵。納得の手抜き具合。

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