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ゆるゆるお絵描き法で布の皺を描く

布と髪と人体大好きなのは時々noteでも書いてる。
布に開眼した話はこちら。

先日熱心に画力向上のために勉強を重ねてる絵師さんと思しきnoteを見たんですよ。
そしたらまあ、なんとも勉強熱心で、さまざまな参考書や参考になる記事なんかのリンクを貼ったりたくさん布だけ色塗り練習してて、えらい勉強家だなーと感心した。
感心したけど、ちょっと首をひねりもした。
「そんなにたくさん勉強や練習しないとダメなの?漫画絵って」
というのが私の素直な感想だった。

もちろん、デッサンやクロッキーなんかの基礎画力向上メソッドはそりゃある程度必要なんだけども。
形取るのに四苦八苦してたらその間に脳内の描きたいイメージなんかどっか飛んで行っちゃうから。

んで、服の皺ってどう描いたらいいかって私が考えるポイントはそんな多くない。

  • 布の質(薄いか厚いか、テロンとしてるかパリッとしてるかなど)

  • どこが支点になって引っ張られてるか考える(中の人体の考慮)

  • 陰影の法則

  • (場合によっては)どういう裁ち方、縫い合わせ方かを「ゆるく」(厳密ではなく)押さえておく

このくらいかなあ。
まあそんな凝ったオシャレなファッション無縁だからだねきっと。
でも多分、サテン地などの描き方とか特別習わなくても布の質感と陰影の法則でクリアできると思うんだけど。
(と描いたこともないのにえらそうなのである。描いたことないのはジェンダーツヨツヨが苦手だからである)

私は記憶力ヨワヨワなので最低限の上記だけの法則覚えておいて、描く段になったら各法則を適用しながら描いている。
法則だけ覚えておくと法則の応用で未知のものもある程度(あくまである程度)描けるから便利なのである。
なので下書きなしのぶっつけ本番でしか描いてないけど、毎回何も見ず布だの髪だの描いている。

あとはそんなに厳密にリアルに端から端まで描くことにこだわってないので。
「どこかがそれっぽく」なればいいかなあくらいのゆるさである。
神絵師じゃないからほどほどでいいや、と思ってるので。

私としては布の皺描くの自体は大好きだけど、それより人間の表情や内面の方が優先順位高いので、それ以外の周辺の小物などに割く労力が惜しいのだった。

結局何が言いたいのかというと、「自分が楽しく描きたいだけなのに、外から詰め込む知識ってそこまで端から端まで必要なのかな?」と思ったという話。
案外持ってる知識だけでもなんとかなるかもしれないよ、と思う。


今の私でできる最大限の根気で描いた布。
病気してからあまり体力も気力も続かないので
この程度で許してつかぁさい。

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