Rebelle7というお絵描き(アナログ画材シミュレーション)ソフトが割とちょうどいい話
Rebelle7というお絵描き(アナログ画材シミュレーション)ソフトを買った。
(↑のバーガーメニューの右のアイコンから日本語ページを表示できます)
昔このソフトの旧バージョンの存在を知った時、既に日本の販売元のソースネクストのページからは削除されていた。
なのでそれ以来存在自体忘れていた(何年前だったかな、結構前の話)んだけど再び巡り会ったのでポチってみた。
今回はソースネクストではなく↑の公式サイトからの購入である。
幸いにも30%オフということだった。
いつまで30%オフかはわからないがこのnoteの公開時点では未だ30%オフである。
過去には90%オフという破格のキャンペーンもあった模様だが、この頃Rebelleのことは完全に忘却の彼方だったので、まあ仕方ない。
大昔こういう画材シミュレーションソフトでペインターってのがあったんだけど、操作方法や概念が複雑で難しかった。
それ以来アナログ画材シミュレーションソフトは触っていない。
Rebelle7はデモ版もあったので購入前にお試しできるんだけど、それも触らないで即ポチった。
Apple Payで払えるというのもまた良きだった。
でもさすがにApple PayとはいえJCB系では払えなかった(そりゃね)
決済周りでヲタ界隈ざわめいてるから、JCB系が使えるところ増えるといいんだけど、海外サイトは難しいよねやっぱり。
愛用しているみんなの銀行(過去noteにも書いた)デビットで支払いたかったんだけど。
というわけで即ポチしたのでダウンロード、インストール、起動。
古〜いsurfaceなので起動めちゃくちゃ遅い。
起動してからは速くはないけどまあまあ使えなくはない感じ。
ストロークが飛ぶこともなくちゃんと追従する。
公式サイトでこのソフトの起動できるマシンスペックの書き方が最小環境と推奨環境と両方書いてあるのは好感度高かった。
ワコム系に全振りしてるのか私のsurfaceではブラシカスタマイズ項目のバーがマニュアルのスクショより一本少ない。
でも使えはする。
特段の不具合も感じない。
筆圧も感知するしkritaと同程度に普通に使える。
このソフトの最大の特徴は水彩画等の滲みのシミュレーションである。
水彩大好きマンなのでとても楽しみだったが長いことデジタルだったために描く要領を忘れていた。
そしてアナログ時代の描き方の再現にはまずこのソフトの仕様を把握しないと想定通りに描けないことに気がついた。
セッティングが複数あって滲みの挙動がまだ理解できていないのだ。
のでマニュアルに一通り目を通したが、やはり実践しないと体感できないことは多い。
公式に日本語のPDFマニュアルがあるのは好感度が高い。
最低限の機能はそれでわかる。
応用的な機能は一切書いてないけど…。
ただ水彩以外のブラシはマニュアル見なくても即使えた。
ここはペインターより直感的。
マニュアルなしで描いた水彩画はまあ生ぬるい描き方にしかならなかった。
それで他の画材(ブラシツール)も試そうと思ったら立て続けにドチャクソカラー落書き量産した(しかも色キチ案件)
私が普段kritaでモノクロばかりなのは速射性ならぬ即描性(今私が作った単語)にこだわるからで、カラーでも即描できればなんの問題もないことに気がついた。
で、アナログ画材(およびそのシミュレート)はデジタルに比べたら即描性が高いのだ。
特にマーカーやクレヨン、パステルなど画材以外の溶剤や水など使わないものならなおのこと。
一般的にデジタルお絵描きヲタ絵界隈のアニメ塗りだと即描には程遠い。
綺麗に塗るための「準備作業」が多くて即描できないことが多い。
補助機能(3D素体など)使用前提だとなおのこと。
私は「綺麗に塗る」ことにあまり重きを置いていない。
生き生きして絵のテーマの核心を掴めていればある程度の荒さは許容できる。
そもそも俳画好きだし。
一筆で描く楽しさってのが自分には抜き難くある。
それに綺麗さはすでにお絵描き界隈では飽和状態だと思うのでそのレッドオーシャンに飛び込もうとも思わないしそもそも自分の気質に合わない。
自分が(描画中に)楽しく(描いた手応えを持って)描きたいのであって、描画中耐え忍んだ末にぱっと見綺麗でキャッチーなものが描き上がればそれでいいというわけではない。
だから世間のお絵描き講座には基本私は興味が沸かない。
大体特定アプリの機能による「作業」について書かれてることが多いから。
あるいは自分で体感して覚えるしかないオブジェクトの観察力来歴の描き方のコツ、も実のところ他人のハウツー見て身につくものではないと思うから。
(本来これは描き手がリアル世界の法則を知る必要があるので講座と相性が悪い)
そもそもお絵描きアプリの応用的な機能が増えても私にはほぼ不要で基礎的機能しか使わないしね。
そういう意味では私にはRebelle7は「割とちょうどいい」ソフトウェアである。
ただ、今のところテキスト入力ツールはない。
なので手書きでサインするかkritaに持ってってそっちでテキスト入力しているのだった。