原田宗典さん「おきざりにした悲しみは」をようやく購入した
10月4日、岩波書店( @Iwanamishoten )のXで見た原田宗典さん「おきざりにした悲しみは」のプロモーション動画。
動画開始、白髪を携えたおじさんが背中を丸め、ペンを持って紙に書いていく姿に無性に惹かれた。
自然な仕草で書いていく姿に優しさを感じた。
「いつの日か、水のような文体を手に入れたい。
その文章で、生きているものを書きたい。」
というテロップで、心を鷲掴み。
動画を見た当時、読みたい本や買いたての本が多かったから、すぐには買わず自分の記憶に温めておこうと思った。
覚えていたい人だと思ったので。
それから今日、喫茶店で読んでいた本に原田宗典さんの名前があった。頃合いだなと思った。
名前を見つけて5分後にはもう書店にいた。
基本的に本にはブックカバーを付けてもらわずそのままで購入するけど、今回は付けてもらった。
焦らずに、読みたいなと思った時に読もうと思う。
ちなみに、これだけ気持ちがこもってはいるものの、「おきざり」を「おにぎり」と誤認してから、15回は「おにぎりにした…あっ違うおきざりに〜」をした。悲しみをおにぎりにしたいときだってあるからね。
大切に読みます。