三作品へのオマージュとして
緋は沈まずー旅立ちー
日曜作曲において花介さんが発表された『緋は沈まず』
実はこの曲を聴いて、とにかく感動したのは昨年の11月のことです。
今わたしはkusabueさん、悠凜さんとご一緒させていただき、俳句と140字小説とイメージ画像からなるコラボ作品集(マガジン・トリコロールコラボ)に参加させていただいてます。
今回ご一緒させていただいた《桜》で悠凜さんから俳句と小説をいただいた時、わ~これ!と思い、イメージ画像を作り込みながら浮かんできた言葉が『緋は沈まず』と自分の中でバッティングしました。
kusabueさんの俳句
花守へたゆることなくふぶきけり
悠凜さん140字小説
『はなむけの舞』
おふたりの作品は、花守への桜目線。讃えるため、はなむけとして吹雪く姿です。
内容は違えど、そのはなむけとして吹雪く姿にインスピレーションをいただきました。
そこから書いた詩。一部はメロディーに乗せる言葉として作りました。
それを朗読と一部歌として、ちびまゆさんがひとつの作品にして仕上げてくださったのが
『緋は沈まずー旅立ちー』
です。
以前ちびまゆさんが『愛燦燦』を歌われていました。そして最近ふたつの和風曲を歌われていました。
これを聴いていたので、とにかくと思い相談させていただいたところ、快く引き受けてくださり、今回作品に仕上げてくださいました。
花介さん作曲の『緋は沈まず』
kusabueさんによる花守の俳句
悠凜さんによる『はなむけの舞』
三作品へのオマージュであり、今このテキストnoteはちびまゆさんへの感謝を込めて書いています。
今までも自分の作品を朗読していただいたり、いろいろとコラボさせていただいたりと、ありがたいなといつも思っています。こういうことができるのもnoteなればこそかも知れません。
お聴きくだされば嬉しいです。
詩『旅立ち』
嵐が去ったあの日から
荒野と化したものに目を背け
ぬるま湯の中で
それでも膝を抱えていた
葉を落とした大木は
冬を越えまた
芽吹くだろうに
いったい誰の人生なのか
空が大きいと思い出した日
大地を讃える夕陽に
震える涙が落ちた
とどまる季節は過ぎ
目指す場所はひとつ
見送るは一樹なり
もの言わずはなむけと舞う
マガジン『トリコロールコラボ』
kusabueさん
悠凜さん
ちびまゆさん
感謝を込めて
翠
動画バージョンです(内容は同じ)