No12 構造計算適合判定資格者検定　平成30年考査Ｂ（記述問題）の回答案

前回、平成27年の回答案の記事を書きましたが、公開後すぐに複数の方から最後まで見ていただきとても嬉しかったです。あらためて、この試験の情報を必要としている方々が居ると再確認できました。少しでも多くの方の試験勉強の参考や試験合格の手助けに繋がるよう、自分が勉強して習得したことを出来る限りわかりやすく伝えられる記事を目指していきたいと思います。

↓は前回書いた記事のリンクです。

一点、前回の記事の反省点なのですが、回答案のサンプルを付けていなかったため、今回から追加します。サンプルを見ていただき、購入するかどうかを決めて頂ければと思います。

また、前回と同じように一番最後に試験問題（考査A、Ｂ）のPDFをダウンロードできるようにしています。お持ちでない方は先にダウンロードしていただければと思います。
なお、平成30年の問題は一部の問題が赤囲みされています。その理由、試験元の対応等についても下記にて少し触れています。

問題・回答案のサンプル

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問１－２【問題】
「Ⅱ.構造図（抜粋）」の「・部材リスト（柱）」、「・部材リスト（大ばり）」、「・部材リスト（壁）」及び「X２通りY1-Y2間　架構配筋詳細図」について、次の設問に答えよ。

（１）「Ⅰ.構造計算書（抜粋）」の「3.設計方針（２）一次設計」に従って行われた計算結果の抜粋が「7.断面算定結果」に示されており、これらの内容は正しいことが確認されている。これらとの関係において、不適切な点を指摘せよ。

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問１－２【回答案】
「7.断面算定結果」のRCばり8G2、7G2の付着検討結果に「付着長さが必要付着長さに部材有効せいを加えた長さを下回っている」のWARNINGが出ているにもかかわらず、部材リスト（大ばり）にはカットオフ長さがLo/4+15dと記載されており、必要付着長さを満足していない点が不適切である。

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