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終戦に想いを馳せる

8/15、昨日はどうやら終戦の日であったようですね。TVやニュースに埋もれない生活をしていると、そのあたりの情報が届くまでどうも時間がかかってしまいます。

終戦の日は覚えておくべきだろう、とも指摘されそうなのですが、どうも今目の前にある自分の生活に集中していると、お恥ずかしながらスポーーンと抜けてしまうようです。

私は日頃Instagramにカードリーディングの投稿をしていて、できるだけ毎日、お昼頃に今日のメッセージとして引いたカードを載せているのですが、休日はどうしてもバタバタしてしまい、カードは引いたものの載せることができませんでした。

そんな時、最近は振り返りのリーディングとして、改めて夜に今日の経験はどんなことに繋がったのかについてカードを引いています。

昨晩の振り返りで出たカードは、ソードの10、ムーンチャイルド逆位置、魔法のような感謝。
引いたカードをひっくり返し絵柄を見た時、実は意外性と驚きがあったのです。

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というのも、お昼頃に引いたカードからは繋がらないイメージだったから。


昨日のお昼に引いたカードのイメージでは、今日は少しやんちゃすぎる部分さえも前向きな力にして、自分でかけた自分への制限も越えて進んで行けそうな雰囲気がありました。とても前向きなエネルギーだったんです。

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そこからなぜ急にソードの10なのか?今日は何があったのか?と不思議に思っていたのですが、8/15が終戦の日ということを思い出し、だからなのかと納得いたしました。

戦争で亡くなられた方やそのご家族の痛み、悲しみ、二度と繰り返してはならないという決意。そういったことに想いを馳せた方が多かったからなのですね。

心の闇を表すムーンチャイルドのカードの逆位置や、自分が受けた善を思い出し、自分が存在し感謝し続けて欲しいという意味のあるオラクルカード 。

考えれば、この3枚どれもこれも終戦の日に相応しいと思えるカードばかり。今こうして命が繋いでいき、自分の存在、家族の存在、様々なことに感謝の気持ちを抱いた方もとても多かったのだろうなと、オラクルカードを見ながら感じています。

そして、私たちは守られていること。
私は幽霊やエネルギーなど、目に見えない存在を直接的に目で見ることはできないのですが、なぜか不思議と…この戦争の時代の人々による祈りが届き、温かいベールのように包まれて守られているような感覚を覚えました。

今の時代も、まだ戦争は無くなっていません。国の尊厳を守り、資源を奪い合い、力の強さを見せつけようという動きもまだあります。

そして、タロットでいうまさしくタワーのような状況の内戦。今までのピラミッドの力の構造を崩そうという動き。トップダウン構造、独裁的な構造から民主的な構造への下克上。

完全な悪意からだけでなく、それぞれの正義からも起こりうること。巻き込まれた人々のことを思うと、とても必要な出来事だとは思えないことではあるのですが、内心とても複雑です。

私はとても小さな存在で、直接的に何かを出来るという影響力も、それだけの存在になろうと決意できるパワーもなく、ただただ自分の無力さに肩を落とす状態ではありますが、何か個人個人がそれぞれできることがあるのではないかと期待しています。

小さな一つでも、皆の力が重なれば大きな温かな影響があるのではと。


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戦争が起こるほど・誰かが起こさなきゃいけなくなるほど、傷が生まれないようにするために、一人一人ができることは何か無いのか、カードさんに聞いてみました。

カップのキング
愚者
ウミガメ

端的に言うと、抑圧からの解放、相手を受け入れる器、地球への愛情、のようです。

カップのキングは、キングという決定や判断を下す立場でありながらも、相談者である民なのか従者なのかの話を聞き入れます。キングという地位は水の上でグラグラも危うい状態であるのに、です。

そこには、自分の地位・名誉・名声を何としても奪われたくないという意識を感じなく、ただ人のため、目の前の人の声に集中をしているかのよう。

しかし、話を聞いてもらっている民や従者もその座を奪おうと狙っているわけではなく、そういった器の大きいキングだからこそ、そこに座るべきはあなたであると心から認め信頼をしているかのような関係性。

そこには、非常に穏やかで決して一方的ではないお互いへの優しい想いと信頼を感じます。

それを考えると、相手に対して包容力を持って接することが出来る様になりたいというだけでなく、自分の目で見て、声を聞いて、話を聞いて、あなただからこそこの国を任せたいという人を選挙などでしっかり支えていく。誰をトップに置くのか、という部分も目を背けてはならない非常に大切な部分なのでしょうね。

しかし、自分が抑圧され、まったく余裕のない状態では人を受け入れ、ゆっくり話を聞くということもできません。
愚者のカードはエレメントで言うと、風の最上級。今年12月からの風の時代を強く感じさせるカードでもありますが、一人一人が自由を感じ、のびのびと自分を表現でき過ごすことができる。
そのような環境だからこそ、カップのキングのような相手への器も広くなるのでしょう。

そして、その器は人に限らず、大きく私たち皆の家である地球規模へと広がっていくのだと思います。

スタートはまずは個人。
自分の心を自由に解き放つこと。
自分のやりたいことに蓋をしたり、諦めてしまう環境ではなく、素直に夢見るとこが許される環境。こんなこと自分には不相応だから望んではいけない、という重さはもう必要ないことを理解し、可能性に胸膨らます気持ちでいられるようになることが大切なのかもしれません。

今の時代、まだまだ抑圧された方も多いです。私は◯◯だからそれは諦めなきゃいけない、私の立場はこうだから諦めなきゃいけない、そういった考えに縛られず、一人一人が自由に期待し、夢見て、さらに行動にまで移せる。

そんな人がどんどん増えていくことで、やがてそれは温かな国家となり、さらには資源を奪い合うのではなく、皆の家であるこの地球に愛を持って育んでいくことが出来るのではないだろうか、出来たら良いなと、そんなことに想いを馳せた終戦の日の次の日でした。

私自身、誰かが深く傷つき、戦争なんてものを始めるきっかけとならないよう、絵空事でも皆が幸せであることを願い、そんな未来の姿に希望を抱きつつ、自分と周りの人を大切に過ごして行こうと思います。

過去に生き、今を見守って下さる方々へ心から追悼の意を表すとともに、どうかこれからの日々が全にとっての希望あふれるものでありますこと、心よりお祈り申し上げます。

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