愛知県幸田町☆若葉のふるさと協力隊☆2021
愛知県幸田町で開催された「若葉のふるさと協力隊」。
5日間の様子をコーディネート役を務めた緑のふるさと協力隊・西條大地さんにレポートしてもらいます。
●日 程:2021年10月3日(日)~7日(木) 4泊5日
●参加人数:1名
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【1日目 10/3】
1日目幸田駅で集合して、幸田町の町内を巡りました。
その後は幸田町役場にて、町長、産業振興課に挨拶し、そのまま一緒に夕食。最初は少し緊張気味だった「若葉」の方も会話が進むにつれて次第に緊張もほぐれ楽しんでいる様子でした。
【2日目 10/4】
午前中は、幸田町の特産品である筆柿の収穫を一緒にしました。
「若葉」の方は、筆柿を見るのが初めてということもあり、農家さんに質問したり、収穫したばかりの筆柿をそのまま食べてみたりと興味津々でした。
午後からは筆柿の選果場を見学しました。
大量の筆柿が大きさや形で仕分けされる様子は圧巻でした。私自身も見るのが初めてで、2人で楽しみながらその様子を見学していました。
この日の夜は、一緒に夕食を作りました。
なんと「若葉」の方が魚をさばけるとのこと。隣町の漁港でとれた魚を買ってきてお刺身に!いつもより贅沢な夕食になりました。
【3日目 10/5】
3日目は薬膳料理作り。
講師の大森さんに教えてもらいながら、薬膳料理をつくりました。
幸田町の特産品である筆柿、なす、いちじくなどを旬の食材と掛け合わせたり、食材の効能に合った漢方を使ったりと、普段の調理とは少し違った部分がとても新鮮で、参加者も「料理が好きでよく作るけど、こんな調理の仕方は知らなかった」と終始楽しそうに作っていました。
その後は、役場の方と歓迎会。お互いの地域のことで話も盛り上がり楽しい夜になりました。
【4日目 10/6】
午前中は、2日目にお世話になった農家さんと別の農家さんのところで筆柿の収穫のお手伝いをしました。2回目と言うこともあって、慣れた手つきで筆柿を収穫していました。
午後からはナスの出荷の手伝いをしました。等級ごとに分けられたコンテナいっぱいのナスをトラックの荷台に載せたり下ろしたりと体力的に大変な活動でしたが、参加された方の頑張りもあって予定よりも早く終りました。
農家さんからそのお礼として筆柿やナス、キュウリを沢山いただきました。参加者も「この期間中に、こんなに色々なものを頂けるとは思わなかった」と貰い物の多さに驚いていました。
【5日目 10/7】
最終日のこの日は活動報告会を行い、役場で産業振興課の課長から参加証を受け取りました。
その後、道の駅「筆柿の里幸田」に寄ってお土産を買い幸田駅で解散しました。自分の中ではあっという間の5日間でした。
【緑のふるさと協力隊の感想】
スケジュールを考える中で色々と悩む部分が多かったですが、結果的にこのスケジュールにして良かったと思いました。
自分が楽しまないと参加者も楽しめない。
「協力隊の活動や暮らし」を意識したからこそ、自分も自然体で楽しみながら若葉のふるさと協力隊の方と過ごすことができました。この体験を通して少しでも「非日常」を感じてくれていたら嬉しいです。
ずっと幸田町で活動していると、景色であったり、活動自体にも慣れてしまい、ここでの暮らし、体験が特別なものだと次第に感じられなくなっていました。しかし、今回「若葉のふるさと協力隊」を実施してみて、参加者の新鮮な反応を見ていると「ここでの暮らしや体験が特別なもの」だと改めて気づくことができました。このプログラムを通じて、自分自身も初心に立ち返ることができたので「本当にやって良かったな」と思いました。
【地域の方の感想】
●「都会から来た若い人」に幸田町を知ってもらえて嬉しい。
●若葉のふるさと協力隊としての活動はこれで終わりですが、地域との繋がり、私たちとの関係性はこれからも続いていくので、遠慮せずに幸田町に足を運んでください。お待ちしています。
【参加者の感想より】
地域の方がとても親切に接してくださったことが、一番印象に残っています。普段の生活の中では、なかなか経験できないことをさせてもらい、大変充実した5日間になりました。
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参加してくれた皆さん、ご協力いただいた幸田町役場をはじめ幸田町の皆さま、ありがとうございました!
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