【宮崎県諸塚村】現役隊員からあなたへ
現在日本各地で活動している31期12名の隊員たちに、次の協力隊になるかもしれない "あなた" へ向けてメッセージを書いてもらいました。
2024年度「第31期緑のふるさと協力隊」から6人目は、宮崎県諸塚村で活動中の垣内麻梨乃さんです。
応募しようと思った決め手は?
大学を卒業し就職先に勤め始めて、だんだんと息苦しさを感じるようになりました。仕事と生活がバラバラの暮らしに違和感を覚え、いつの間にか楽しさがない生活になっていました。
けれど、その生活を変え自分で道を切り開く勇気を持てず、諦めて現状維持を選んでいました。どこに勤めても大して変わらない、とか、田舎暮らししてみたいけど自分には出来ないだろうと、不安からマイナスの面ばかり見つめて臆病になり、働くというのはこんなものだと思い込ませていました。
でもある時、本当にそれで良いのか、一生この暮らしを続けていくのか、と考えました。答えは「NO」でした。諦めて妥協し我慢して何もせず終わる人生は嫌だ、このままだとずっと後悔する。やりたいことに挑戦し憧れを実現できるよう努力して、楽しんで生きていきたい。それを行動に移すことにしました。
私は以前から田舎暮らしをしてみたいと思っていたのと、会社勤め以外の働き方を知りたいと考えていました。その方面で調べていたところ緑のふるさと協力隊を見つけました。1年間のボランティアで定住目的でない、幅広い活動が出来る、サポートが手厚い、などが、私にぴったりだと直感し応募を決めました。
協力隊への参加を考えている人へ
「やってみて諦めるのと、やらずに諦めるのでは、同じ諦めるのでも全然違う」ということです。私は田舎暮らしをしてみたいと昔から思っていましたが、見知らぬ地でやっていけるか、そもそもどうやって行きたい土地を見つけたらいいのか、などと考え一度断念しました。でもそのことはずっとどこか心の片隅に引っかかっていました。
不安なのは最初だけです。始まるとあっという間で、毎日が発見と驚きと興味深さにあふれています。やってみて良かったと感じる日々です。
少しでもやってみたいという気持ちがあれば一歩踏み出して挑戦してみてください。