見出し画像

"才能を見つける"ことで自己肯定感も上がり、幸せに生きていくことができる

前作から著者のファンで、
今回の本もとても楽しみにしていたこちらの本。



誰にでも『必ず』才能はある。
そう言われたら
とても希望が持てるのではないだろうか。

才能と言っても
すごいことができる!
というものではなく、

『つい、やってしまうこと』
とこちらの本では定義されていて、

読み進めていくうちに
こんなことでもいいのか!と
読むだけでもワクワクした気持ち
にさせてくれる。

前作同様、本を読むのが苦手な私でも
スルンっと読むことができて、
普段本なんて読まないよ!という人にも
ぜひ読んでほしい。


私は自己肯定感を上げることは
人生の幸福度を上げること
だと考えていて、
この本にもたびたび
自己肯定感というキーワードが出てくる。

とても共感することがたくさんあったので、
"自己肯定感と才能の関わり"
という視点で書きたいと思う。



ないものねだりをする人は、
いつまでも不幸


この一文を読んだ時、
ドキッとした。


自己肯定感が低く、
人生に迷いまくっていた昔の私はまさに、

・あの子は毎日キラキラしていていいな
・あの子は素敵な彼と結婚できていいな
・あの子は仕事が順調でいいな


そんな風に他人を見ては羨ましく思い、
自分にないものばかりに目を向けていたからだ。

私のクライアントも
このようなことで悩み、
相談に来てくれる方が多い。


しかし、自分にないものに目を向けていても
いつまで経っても幸せにはなれない。


幸せになりたいなら
あるものに目を向けること

よく聞くフレーズだが、
それをより深堀していて
とても納得したのが次の考え方だ。


憧れが才能を殺し、諦めが才能を活かす

こちらの本では
憧れ=自己否定と定義されている。

『今の自分ではダメだから、
なりたい自分になろう』
という考え方は自分を否定し、
才能を殺しているという考え方だ。

自己肯定感のベースは
私もあなたもok
という感覚。

ただ、自己否定している人は
そう思うことが難しい。

その時に必要なのが
このようないい意味での諦めだ。

それは、自分のままで
生きるしかないと 「諦めること」
ができるからです。

そして、「この自分で生きるしかない」
と決まっている状況のほうが、
確実に幸せになれるからです。


では【諦める】とはどういう意味か?

日本語の 「諦める」と「明らか」は
語源が同じと言われていて、
「物事の真実の姿を明らかにすることで、
やっと諦められる」というニュアンスが
含まれています。

つまり、「本当の姿が明らかになると、
ありのままを受け入れて憧れを諦められる」
ということです。

私たちが鳥を見て、
『なんで私は飛べないんだろう』
と思わないのは、自分と鳥は
違うと諦めているから。


【諦める】というのは
決してネガティブな意味ではなく、

自分と他者の違いを知って、
自分にあるものに目を向ける

自分の才能を知ることで
今の自分で生きるしかないと諦めることができる

それが、いわゆる自己受容(私ok)というものだ。


才能の違いがお互いが最高のパートナーだと思うキッカケにもなる


そして、他者の才能と自分の才能が違う、
と知ることでパートナーシップも
上手く築いていけることが書かれている。

「違いを責め合う夫婦喧嘩」は、
「違いを活かし合う夫婦会議」 に変わりました。

まさに私もあなたもok
自己肯定感が高い世界だ。

自分の才能を知ることで
人間関係が上手くいき、
自分らしく幸せに生きることができる

こんな心地よく幸せになれる方法があるのだ。


才能がない人はいない!
と著者は何度も何度も繰り返し伝えている。


私なんて・・・と思っている人ほど
読んでみてほしい本だ。





いいなと思ったら応援しよう!