[デジタルミニマリスト]で目がとまった箇所
読書記録ではありますが、本からの引用と、個人的な理解のためにまとめたメモを公開します。
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デジタル断捨離、すでに少しずつ始めているのですが、とても快適です。
同じく興味がある方、ぜひ、その目的の理解にお役立てください。
デジタル・ミニマリズムとは
自分が重きを置いている事柄にプラスになるか否かを基準に厳選した一握りのツールの最適化を図り、オンラインで費やす時間をそれだけに集中して、他のものは惜しまず手放すようなテクノロジー利用の哲学。
(ソーシャルメディアやスマートフォンに対して)これらのツールについて、文化の観点から議論する際、この微妙な違いは見逃されやすい。わたしの見たところ、あたらしいテクノロジーについての懸念が世間で取り沙汰されると、テクノロジー擁護派はすかさず論点をずらそうとする。たとえば、売れないアーティストがソーシャルメディアを通じてファンを獲得したとか、海外に派遣された兵士がワッツアップ(スマートフォン向けメッセージアプリ)を利用して祖国にいる家族とメッセージをやりとりしているといった実例を挙げて、新しいテクノロジーの有益性に話を持っていく。そして、無益と断じてそれらのテクノロジーを否定するのは誤りだという。この戦略の一つで、たいがいの論争に決着がつく。
(中略)私たちが不安に思うのは、''コントロールを失いかけている’’という感覚があるからだ。その感覚は、日々、様々に形を変えて表面化する。子供を風呂に入れていて、携帯電話が手の届かないところにあるとき。この瞬間を写真に記録してバーチャルな観客に見せなくてはという強烈な衝動に邪魔されて、今目の前で起きている出来事をただ楽しむことができないとき。有益かどうかは問題ではない。主体性が脅かされていることが問題なのだ。
(元グーグルのエンジニアがフェイスブックに対して)「こいつはスロットマシンなんです」(聞き手のどうして?という問いに対して)「携帯をチェックするのは、''さあ、あたりは出るかな''と期待しながらスロットマシンのレバーを引くようなものだからです」
「Appストアは、あなたの魂を乗っ取ろうとしているのです」
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