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新しい旅のスタート 


岡山県美作市の片隅に

 退職後は自分の本屋をやりたい、と漠然だけどここ数年思っていました。約40年間、いわゆる本屋さんの業界で仕事をしてきました。最初の10年位はほぼ100%本屋さんで、それからは少しずつ本の仕事の割合は減っていったけど、それでも、周りから呆れられながらもずっと本の仕事に関わり続けてきました。そしていつしか、自分の本屋をやることを意識し始めたのです。

 退職の時期が迫ってきた2023年。なんとなく新しい住処を探しながら見つけたのがこの蔵。古民家に付属している蔵。この蔵はとても素敵な本屋の空間になるんじゃないかと・・・思いました。

新しい旅を始めます

 退職まであと3ヶ月に迫った今、少々焦ってはいます。まだ、なんの準備もできていません。今のところ月に数日しか行くことができず、内装は手付かず。イメージもまだ固まっていません。すべてDIYで、と思っているんですけど、知識も技術もありません。今のところ、時間もありません。決めたのは屋号だけです。
 9月までにはとりあえずの内装を終えないと、在庫の本を運び入れることができません。それらを並べるのは、まあ、ぼちぼちと。12月くらいにはOPENさせたいかなぁ、と思ってます。

ここから始まります

 現在の蔵の内部はこんな感じです。ここから、始まります。少しずつ、少しずつ始めていきます。

壁。塗るか貼るか、悩み中です。
とりあえず棚がついています。どう活用するか、考えなくては。左の家具は年代物。捨てるのが惜しくて、やっぱりどう活用するか考え中です。床もなんとかしなければなりません。
2階には立派な梁があります。
2階の窓。

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