資格を取っても満足感が得れない人へ
こんにちは。マジョリティにもマイノリティにも属せない“ミドリティ“のためのコーチ たまおひろこです。
ミドリティって何やねん?っていう方はこちらの記事から、、
他者目線での成果を求める人たち
ミドリティは、「私はわたしでいい」という自己承認ができていないまま大人になっています。
そのため、その不足感を、勉強や資格、仕事で埋めようとする人も多いです。
ミドリティは体力がある、というのも特徴の一つというのは、以前こちらのnoteでも書いた通りですが、(そして体力があるという自覚もない!笑)
自己承認を、自分ではなく他人に求めているために、常に“他者目線の成果“を追い求めて活動しており、実績もまぁまぁ出ているため、その活動を止めることはとても難しいはずです。
合わない土嬢で、まぁまぁ成果出すって、、、変態的に体力があるってこと。本当にすごいことだわよ。。
そして、その、まぁまぁの実績では、心は一向に満たされず、その不満足感を満たしたいとさらに知識をつけたり、資格を取ったりして、また努力し始めます。
何かに向かって努力している間は、「自分がいま足りないのは、それが無いから」という理由にできるから、ある意味で楽なのです。
もちろん、資格などを取り終え、達成感は一瞬あるのですが、潜在意識でずっと持ち続けている、「自分のままでいいわけない」という思いは変わらないので、資格の一つ二つ取ったところで「わたしはこれで良いんだ」という絶対的な安心感は得られません。
それでも、勉強したことが無意味にはなら無いという、これまた、まぁまぁの恩恵があるので、やめれません。
はいループ。
なぜ、新たな知識を得ることを辞められないのか
もちろん、勉強したり仕事熱心なことは悪いことではないのですが、
「他人目線で成果を出さない自分」は許すことができないので、立ち止まった時に一気に不安感が出てきて、立ち止まることすらできません。
ちなみに、私自身も、イメージコンサルタント(パーソナルカラー、立居振る舞い、骨格診断、メイク)の修了や、カウンセラー養成学校の他に、
社会人エクステンション講座で心理学コースを受けたり、会計基礎を学んだり(これは身になってない)笑、マイクロソフトなんとかとか、子育てインストラクターコース、コーチングや、アドラー心理学をかじってみたり、、、
他にも単発ではいろいろと習いました。ああもう記憶にない。(笑)字で並べてみたら、、、何に焦ってる、、?
一番怖かったのが、「何もしないこと」で、そんな自分は想像できませんでした。
その当時は、向上心があるとかアクティブとかいうイメージを周りから持たれていたかもしれませんが、それが恐怖から来ている行動とは露知らずでした。
その恐怖、とは、「他者目線の成果がないと生きる価値がない」という思い込みからです。
成果を出さない、“丸裸の自分は価値がない“、と思い込んでいるから、いつでも何かしらの実績を出すか、実績を出すための勉強という名の逃げをするしか無いのです。
なぜ「そのままのわたし」を認められないか
それは、育ってきた環境のなかで、「そのままではダメ」と思い込まされたことがあるからです。
親が力の強いマジョリティの場合、自分の常識こそが当たり前。
我が子が、そこに違和感を覚える可能性なんてほぼほぼ考えません。
マジョリティは、自分自身の考えが大多数とほぼほぼ違和感なく過ごせてきたから、“当たり前“に違和感を感じるセンサーが育成されようがないんです。
人の気持ちを繊細には察することができないため、いくら気持ちを説明したことがあろうが無かろうが、「親には理解能力が無い」、という諦めた経験があるはずです。
どうせ言っても衝突するだけだから、マジョリティっぽく振る舞っておこう。
フリするのそんなに苦痛でもないし、、、。と生活してきたミドリティ。
わたし一応マジョリティやれるから、、、、
って、この「一応」って、積もり積もってめちゃくちゃすっごい膿になってるのよね〜〜〜〜!!
体力あるから、その膿が大量となっても、まだまだいけるふり。
と、いうか膿が溜まっていることを見ないフリをし続けて、溜まっている事実を見れなくなっちゃった。
他者の気持ちの洞察は死ぬほど敏感なのに、自分の膿にはめちゃくちゃ鈍感、というこのコントラスト!!!
これがミドリティです。笑
どうやって、止まれますか、、、?
「他者目線の成果がないと生きる価値がない」という思い込みの解放をどうやってするか。
不必要なくらい客観的に、そして他者軸で生きているミドリティのこの軸を「自分」に戻していく必要があります。
軸はいきなりには、変えれません。
でも、私の軸は「他者目線から作られている、、」と知るだけで、大きな一歩です。それだけで緩みます。
いや、これ私の意思でやってます!と思い込んでいる人がほとんどだから。
ミドリティのひねくれ方って、かなり意固地です。人から言われてももう聞けない。だってそれくらい恐怖だったんですね。でもそんなミドリティだからこそ、活かせる感性がある、ということもお忘れなく。
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