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松江潤『ナイトクルーズ気分』(2022年)がアナログ7インチでリイシュー!未発表カバー楽曲も収録

3月1日(水)、ギタリスト松江潤の楽曲『ナイトクルーズ気分』が、アナログ7インチでリイシューされました。一昨年、アナログ7インチでリリースされた『アレンジメントヘアスタイル/孤独の惑星』が海外でも話題となった松江潤による、最新型シティ・ポップ・チューン!カップリングにジャズスタンダード『cherokee』のカバーも収録されています。

A面の『ナイトクルーズ気分』がゴンドウトモヒコ、ヤマカミヒトミ、北山ゆう子、千ヶ崎学、そして田尻有太という、強力な布陣で制作されたのに対して、B面の『cherokee』は松江潤が全てを一人で制作。そのコントラストも魅力です。

以下は松江潤と音楽ライターの除川哲朗による各楽曲へのコメントとなります。

『cherokee』に寄せて
ベットルームミュージックでテクノも好きなギタリストが自分で聴きたいものを作った作品です。ずっとこういう音楽探しているのですが見つからなくて(誰か知ってたら教えてほしい)
ーーー松江潤

『ナイトクルーズ気分』に寄せて
こういう少年の瞳をした大人の音楽が実はいちばんコワい(= 濃い、面白い)のです★
初っ端、軽やかなスルー・パスみたいな転調から魅せてくれる周到な攻めと無邪気なテンポ。
そこから不敵な蒼さを湛えた歌メロとヴォーカルが走り出して、開けた星空を突き抜けていく。
颯風の如きギター・カッティング、ソロ&オブリガートを鋭く繰り出しながら—-。
つまりこれが最高のシティ・ポップ!?…だけじゃないスーパー・メロウ・ソニック・ロックでこれからの季節を鮮やかに彩ってくれるキラキラ夜航チューン★松江スペシャルなのです。
バンド・セクションとのフィジカルな呼応もバッチリ。リズム隊の北山ゆう子&千ヶ崎学はハネてハジけて先達の名演=ポンタ&細野のラヴ・スペースな気分で躍らせるし、ヤマカミヒトミ&ゴンドウトモヒコによる柑橘系ブラスはまさにカリフォルニア・シャワー。それを田尻有太のローズ&アープ・ストリングスがクールに潤すというアンサンブル。甘酸っぱくも後味はピリッシャキッ。
カーネーション直枝政広プロデュースで登場以降、SPOOZYS、全米デビュー&CMJブレイク、ピチカート・ファイヴ、YUKI、堀込泰行etc.多種多様なギタリスト行脚と、駆け抜けた80s,90s,00sを完ペキ昇華しながら始めている20sへのあくなき挑戦・美しき挑発のこれが最新弾。ならば是非も無し!誘いに乗ってクルージング体感するしかないでしょう。
ーーー除川哲朗

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