「こころ」の備え~災害後のメンタルヘルスの盲点
メンタルヘルスとどっちで書こうか迷いましたが、防災のほうの連載として書くことにしました。
というわけでゴリィです。心臓障害と双極性障害を患いながら防災士やメンタルヘルス、カラーセラピーに取り組み、なんならこれらをクイズにしちゃったり歌にしちゃったりしている人です。
今回は、災害への「備え」って難しいよねー、という話です。
一応、完璧に備えています。
食糧や水は友人が遊びに来ることが多いので14日分、簡易トイレも買い置きしてあり、トイレットペーパーも12ロール以上ストックのある状態にしています。携帯充電器は3台あります。
家具配置もベッド上にいればほぼ安全(100%はないので「ほぼ」を付けています)で、ベッド上には2秒で避難可能。「1K」の「K」側にいればユニットバスかトイレに逃げ込む(洗面台別のタイプなのでユニットバスに鏡はない)。
新耐震基準で建てられた鉄筋コンクリートの集合住宅。ハザードマップに該当のリスクもないため、避難の確率は相当低いと判断して「非常持ち出し袋」は用意していません。
一応、「命を守る」「命を繋ぐ」意味での備えは完璧です。
地震続きでメンタル不調に
2/13の福島沖の地震で自分が経験したことのない震度の地震を経験し、その後地震に敏感になり、3/20の宮城沖の地震でひどくなりました。
実は、4月は仕事ができたのはほんの数日で、ほとんどは遅刻か早退。勤務中に余震が来て気持ち悪くなり早退、ってこともありました(ちなみに在宅勤務です)。
大形連休中も5/1に震度5弱。5/5に震度3の地震に遭いました。今日はやっぱり欠勤。この僕の状態は会社でも問題になっているみたいで、今日も温かい連絡がありました。
もともと、左耳が聴こえなくなったショックにフラッシュバックというショックが上乗せされ、それがようやく回復に向かい始めたところに地震ショックが来たので、傷はどんどん深くなっているのです。
同じく苦しんでいる人はいるんじゃないかな?
甚大な災害のときは社会生活がある程度元に戻るまでには月単位の時間がかかります。例えば、そういった場合「仮設住宅に入居した人の心のケア」等「非日常生活になってしまった人のケア」は取り上げられますが、「一見日常生活に戻ったように見えても、こころのケアが必要な人」は相当数いると思います。
ぼくも、そのひとりに該当します(ちょっと特殊な例ではありますが)。
そういう場合の相談先って(知らないだけかもしれませんが)見あたらないんですよね。
まとめ:僕、やります(ただし有料です)
「いつか起きる災害のためにメンタルを鍛えましょう」なんて無理じゃないですか(笑)。だから、災害が起きたときに辛い気持ちを聴いてくれる人のありがたさは大変よく分かります(自分でも今回実感しました)。
「誰もやってない」と気づいた以上、僕がやります(笑)。準備ができ次第にはなりますが、必ずやります。メニューは「愚痴聞き」(通話orメール)か「防災相談」(メール)になると思います。
ただ、大変申し訳ないのですが「有料」とさせていただきます。「災害関連」の相談なのか、「そうでない」相談なのか、実際話を聞くまでは判別ができないからです。そういうわけで「通常料金」になります(割引分を返還するシステムがないので)。
相談内容に応じてはカラーセラピーもします。もちろん、防災士として防災上のアドバイスも。なんだったらオルゴール曲の紹介もします(サブスク準備ができたら)。クイズは・・・出番ないな(笑)
今回も最後までご覧くださいましてありがとうございました。最後に、防災の連載では初めて?の曲紹介で終わります。
「アイシアイ」岩船ひろき
轟RADIO「トドろき防災」