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散歩と春と初夏の近づき

この時期は色々なな花が咲いて街も鮮やか。

花はこんなにカラフルなのに、人間のファションはすっかりアースカラー祭りになってしまって少し寂しい。

散歩をしていて見事に咲いているのはツツジ。
漢字だと躑躅、きっと書けない。

数日前のWEB記事で、街並みにツツジが多いのが徳川家が好きだったから、という話があった。
私が将軍だったらどんな風にしていただろう。
牡丹と、芍薬と、紫陽花と椿で埋め尽くしているかも知れない。
なんだかお金のかかりそうな将軍だ。

公園で本を読んでいると、1組の親子がやってきた。
前日雨だったので、女の子は長靴を履いている。
滑り台の下にできた水溜りにどうしても足を入れてみたいらしい。

わかる。
泥沼に足をじゃぶじゃぶ入れてみる禁断の楽しみ。
今日は長靴だからそれほど怒られないはずだ。
2歳、3歳くらいのその子は、手をすり合わせてニコニコしながら「おねぎゃいおねぎゃい」とお願いしていた。
めちゃくちゃ可愛い。これは許可せざるを得ない。

日焼け止めのCMも始まった。
花屋は紫陽花を売り出した。
薔薇も咲いている。
近所でよく手入れされた花々を見るのが楽しみだ。

紫陽花が本格的に咲いて、梅雨がきて、日差しの強い日が多くなれば初夏が始まる。
1年なんてあっという間だ。



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