薬味にも味噌にもなる居宅療養管理指導
おはようございます!
今日は【10月30日発行シルバー新報2面-居宅療養管理指導 社会的処方に留意-】についてです。
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↓今回の記事のまとめ↓
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☑️介護給付費分科会は居宅療養管理指導について、かかりつけ医が要介護者の社会生活面にも目を向け、地域での様々な支援活動につなげるよう留意する、いわゆる『社会的処方』の取り組みの一環として、ケアマネジャーに関連情報を提供できる体制について検討した。
☑️また、居宅療養管理指導は通院困難者が対象で、家族や介護者の助けを借りずに通院できる者は算定できない旨を明確化すること、現行の単一建物の人数に応じた評価を、職種による滞在時間なども考慮し、よりきめ細かくする方針も示された。
以上のまとめを踏まえて私見です↓
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▽薬味にも味噌にもなる居宅療養管理指導
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今回の記事は、居宅療養管理指導に関する介護報酬改定に向けた議論についてです。
記事では、居宅療養管理指導の対象を明確化する記載があり、ケアマネとしては、位置付けをしても対象になりにくくなる可能性があり、制限して欲しくないなと思います。
ケアプランを作成する上で助かるなーと思うのは、多様なインフォーマルサービスと居宅療養管理指導のような他職種の連携です。
介護保険制度は拡大すると崩壊の危機があるため、縮小するのは仕方ないですが、居宅療養管理指導をしぼるのはちょっと違うと思います。
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薬剤師や栄養士と連携できる唯一の制度
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他職種と連携する上で、サービスとして依頼できるかどうかは大きな違いがあります。
ボランティアでやってもらうほど不安定で、信頼できないサービスはありません。
薬剤師さんや栄養士さんがケアプランに位置付けされ、サービス担当者会議に来て助言してもらえることは、利用者さんにとってかなり有益です。
看護師さんやヘルパーさんもサービスの具体的な方向性を共有するのに、薬剤師さんによる内服薬の助言や栄養士さんによる食事内容、栄養面を考慮した買い物、調理方法などの相談ができることは、安心して支援することに繋がります。
薬剤師さんや栄養士さんなどを在宅に呼び込むことができる居宅療養管理指導は、もっと増やしていくべきだと思います。
薬味にも味噌にもなりますよね。
もっと他に削っていいところあるんちゃうかなと思います。
では、いってらっしゃい!
#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #居宅療養管理指導