アコースティックストーリー|#今週のパワーチューン
1週間あなたに聴いてほしい曲を僕が独断と偏見で選ぶ、#今週のパワーチューン。
今週はシンガーソングライターmiwaさんの『アコースティックストーリー』をご紹介します。
2020年3月3日にデビュー10周年を迎えたmiwaさん。今月はまさにメモリアルな月なんですね。
僕はもうずっとmiwaさんのファンで、好きな曲もいっぱいあるのですが、メモリアルな月に聴きたいのが、『アコースティックストーリー』です。
47都道府県をまわった"acoguissimoツアー"
『アコースティックストーリー』の話をするには、acoguissimo(アコギッシモ)ツアーについてお話ししなければいけません。
このツアーは、アコースティックギターの弾き語りだけのライブを47都道府県まわるというもの。2011年に始まり、2018年の横浜アリーナでファイナルを迎えました。
そのファイナルツアーで作られた曲で、acoguissimoツアーで全国をまわったからこそできた曲という訳です。曲の終盤のコーラスはライブ会場に来たファンの声が使われていたりと、まさにacoguissimoを象徴する曲なのです。
実はmiwaさんの曲の中でも珍しい曲
意外に思われる方もいるかもしれませんが、『アコースティックストーリー』はmiwaさんの曲の中でも珍しく、本人のパーソナル性が出た曲となっています。
miwaさんの曲には何かモチーフやテーマがあることが多く、本人の人となりだったり、本人の物語について歌った曲は他にはありません。
それに加えて47都道府県をまわったという物語も乗っかっているのですから、そりゃあもうグッとくるんですよ。
歌詞の中でmiwaさんの座右の銘でもある「千里の道も一歩から」という言葉が使われているのですが、この言葉がまさに47都道府県コツコツまわったという実感が込められていて、単なる意味以上の言葉に聞こえてきてしまいます。
軽快なリズムにそんな気持ちが乗っかってくるので、この曲を聴くと僕も頑張れそうな、そんな感じがしてくるのです。
曲に勇気を貰う経験ってそう多くないのですが、この曲はまさに勇気をくれる曲です。
3月もそろそろ終わり、新年度に向け気持ちを新たにする時期ですし、その他にも色々と情勢が不安定な時期でもあります。
何かを頑張りたいあなたにおすすめな一曲です。
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