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田舎のおもてなし 丹波春日の「あずき工房やなぎた」

…ブゥーン…

丹波市の黒井から春日に向かう69号線で車を走らせる
すると右手に丹波大納言小豆発祥の地と書かれた石碑が見えてくる

そこを曲がり少し行くとあずき工房と書いてある
ポツンと小さい看板があるのが見える

「あずき工房」

やなぎた3

丹波大納言小豆発祥の地と謳っているのにも関わらず
あまりにも謙虚な案内板でした

やなぎたを知ったのは以前、篠山にある民宿Oitoで頂いた
「知らない町の家族に還る」という本に紹介されていて
300年以上前に天皇家にも収めていたほどの小豆が
やなぎたで作られてると書かれていた

その小豆は「黒さや大納言小豆」と言うようです

やなぎた1

そんな希少な小豆があるなら移住先の春日でもあったし
相方と行ってみようとなったわけです

店内に入ると、優しそうなおばあちゃんが対応してくださり
看板から伺える謙虚さが表情から滲み出ていました

お店は以前まではランチなどをやっていたみたいですが
コロナ禍で現在はカフェスペースが1つあるだけになっていました

僕らはぜんざいを注文し待っていると
おばあちゃんがこの黒さやの歴史を教えてくださりました

やなぎた2

聞くと、どうやらこの黒さやという品種は
この地(春日でも東中)だけしか作ることはできなく
非常に希少な小豆だそうです

おばあちゃんも何でこの地でしかできないのか
不思議だとおっしゃっていました

そんな愛情溢れるおばあちゃんは作ったぜんざいは
味音痴な僕でも笑顔が溢れるほどの優しい甘みで
とても美味しかった

何だろうか、やはりこの世界には目に見えない何かがあり
僕らはそういったエネルギーの恩恵を受けていてる

よく「愛情が注がれてるから美味しくなる」と言いますが
本当にあるかもしれないと実感しました

ご馳走様でした🙏

やなぎた4


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高橋 悦史
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