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がんばらんでええ!に救われる日々

12人産んだ助産師HISAKOさんには、妊婦時から励まされています。

初めての妊娠ということもあり、出産や子育が楽しみでもあり、心配でもありました。

Youtubeで出会ったのがHISAKOさんです。

12人産んだの!?すごい!!!
という興味からチャンネル内の動画を見漁りました。

助産師としての専門知識と、12人を産み育てた母としての豊富な経験をもとに語られる言葉はとても説得力がありました。

動画の冒頭では、「がんばらんでええ!てきとーでええ!」との励ましの声が印象的です。

実の母や祖母から聞く当時の出産・育児の話も参考になりましたが、時代も違うし、曖昧な記憶もあるしで、私の出産に対する不安は拭いきれませんでした。

これってどうなんだろう…と疑問に思ったことをYoutubeで検索すると、HISAKOさんのチャンネルでほとんどが解決しました。

関西弁でゆっくりとわかりやすく話してくださるので、せっかちな私はいつも2倍速で視聴していましたが。

妊娠中に書籍が出版されたので、すぐに購入。一緒に動画を見たことのあった夫も、じっくりと読んでくれました。

「お母さんが笑顔でいれることが何より大事」

そのメッセージを中心に、子どもの発達のために何が必要かもちゃんと書かれています。

本を読みながら、母になって赤ちゃんと向き合う自分を何度もイメトレしました。

無事出産を終えて新生児育児が始まると、うまくいかないことやホルモンバランスの乱れからイライラしがちな私。

HISAKOさんの言葉や本の内容なんて、忘れていました。
そんな時は、夫が「てきとーでいいんだよ」と声をかけてくれました。

てきとーでいいって言われても!!!
ああ、そっか、てきとーでいいんだ。
私、今険しい顔してたかな。
もっと力抜いていいんだ。
私が笑顔でいれることが、息子にとってもいいことなんだ。
ふう…力抜こ。

といったように、夫の一言で心を落ち着けることができる場面もありました。

育児は一人で抱えてしまってはいいことありませんね。

これからも、息子の成長を喜ぶとともに悩むことも増えるでしょう。そんな時はこの本を開き、今自分が目を向けて考えるべきことは何かを教えてもらおうと思います。

私を大切にしてくれる優しくてたまに子どもっぽい夫は、うつ病を機に職場を辞め、家でできる仕事ををしています。
息子が生まれた瞬間から側にいてくれて、一緒に育児ができること以上に幸せなことはないと思っています。

話が逸れましたが、育児に関わる全ての人にこの本をオススメします。

そして、育児に悩むママやパパがいたら、「がんばらんでええ、てきとーでええ」って声をかけてください。

その一言に救われる人が必ずいます。

声をかけた瞬間は、何無責任なこと言ってんの!?と反発されてしまう時もあるかもしれませんが、その励ましの声は胸に残り、種となり、いつかその方の心に芽吹いて花を咲かせるでしょう。


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