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光。
orie_violinさんの絵画が欲しくて表参道のお店に使いを出した。
そうしたら
快く使いを引き受けて下さった方が
その店で羽を休めていた蝶を捕まえて来た。
この小さい画を、私はずっと前から欲しかった。
この画を見た時、「私のものだ」と思ったし、
もっと言うなら「私だ」と思った。
私のエネルギーはこんな色をしている。
買える時を待って居た。というより
私のものだと最初から知って居た。
orieさんは決して、私を描いたのではないだろう。
それでも私達の正体は「エネルギー」で、
この世の全ては繋がっているのだ。混じり合っているのだ。
(その正体にも正体がある)
orieさんを通して、私の色が表出したのだ。
色とは何?それは光。その波長。
お使いをしてくれた方は、
きっと私を喜ばせる為に思わず蝶を捕まえた。
この綺麗な蝶に私はもちろん喜んだ。
私本人ならば決して捕らえようとはしない蝶。
レッド&ゴージャス。
私とは違い過ぎて手に取ったとしても手放してしまっただろう。
「相応しい人のもとへ飛んでいけ」と祝福しながら。
いいえ。実際にそうしたのだ。
店内からの「Face Time」で
私はこの蝶を目で捕らえ、祝福して手放した。
手放したら、使いの手と言う風に乗って私のもとに飛んできた。
いらっしゃい。あかい蝶々。
あなたが私を選んだならば。
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