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僕の1日

目覚ましでは起きない。母の焦る声で僕はやっと時間だと目を開ける。脳と体が一致しないぐらいに洗面台の前に自分がいる。慣れ親しんだ台の右前に置いた硬めの歯ブラシを手に取り、歯磨き粉は多くなくていい。上前からのいつもの順番で磨く。歯磨きが終わりを迎える時に僕は気づく。学校に行くことを。