2012年かな 私は”うごくメモ帳”というDSiのソフトで創作をしていた
当時は無法地帯だったわけで、 某ピエロやゆめ...っきのウボ...みたいな生き物(?)を自由に暴れさせるようなカオスメモなんてものがあり それを作っては消費してはの生活をしていた
生まれた時から多数に紛れて何かをする、ということは苦手で 今思えば多数に吞まれることで自分を失うことを恐れていたのだろうか... 周りがやっていないことを好きこのむ 言うところの天邪鬼 逆張り そんなことを昔からやっていて 今もなお懲りず営んでいるわけだが
話を戻して そんなカオスメモを楽しんでいる傍ら 棒人間バトル、なんてものも見ていた中で
BGMで使われていた
TOMOSUKE - Macuilxochitl
よりによって自分の動画を
この曲に当時まで自分が持っていた音楽価値観を全て再構築させられた
会うまではgreeeenとかSEAMOとか アニソンとかが好きだった(今も好きですけど!)
今思えばこの曲が 今まで不明瞭だった自分の人生を確定させた そんな曲だったな fox capture planやSANOVA、Schroeder Headz等々を聴くのもこの曲のおかげだ
当時自分の周りの現実ではJPOP、ボカロが流行っており
今の自分の周りの観測できる音ゲー君は 音数の多く速いものを順張りとして定義されがちで
自分の愛する BPM130~180の 落ち着きを併せたかっこいいインスト曲、なんてものが順張りになる日は来ることはなかった
…
クロスビーツという音ゲーがあった
大学受験期を棒に振る勢いで それまで遊び倒していたリフレク、jubeatから一旦浮気をして、持ちうる金をすべて注ぎ込む勢いで遊んだ
収録曲の8割くらいが 本来音ゲーには存在し難いようなジャンルの曲がたくさん存在していたのだ
jubeatやリフレクにもそんな曲が収録されている傾向はあったけど ね 若気の至り ってやつ ?そこは 一旦無視で
高校1年の秋 周りで誰もやっていなかったクロスビーツを遊び始めた(尚この後友人を巻き込む模様 (何してんの?)
大分県という辺境に住んでいるのだが RP(レートみたいなもの)で一番になり 全国でも最終的に13番になり 全国で一番スコアが高い曲さえ手に入れることができた プレイ人口こそ多いとは言えないゲームだったが 多分限られた資源と時間の中で得られたこの功績は少しだけ誇らしいと思っている
…自惚れはこのくらいにして
そんなゲームが長く続くはずもなく
大学に入って間もなくしてその世界は無情にも閉鎖されてしまった *1
今でこそ ゲームが愛され続ける要素として 高難度化、esports化における競技シーン向けの、音数が多くて速い曲が強い、といったものがメインストリームとして存在している
自分はそれに対して否定しない/悪いとは思っていないし、楽しんでいる側面もあるし
だけど、そんな音ゲーシーンを意識しすぎていない 自分が好きな ひたすら魅了することに特化したものが消えてほしくなくて
そんな曲たちを支持するし、作って
いつか 評価されたい そんな世界をまた手に入れられたらいいな なんて図々しい願望をもって今日を生きている
*1 ここからいろいろあって、世界規模の災害があったり 家族が爆散したり DTMの公募で採用もらってCDに収録させてもらったり jubeatを続けてたら大会に出られて 今までにないくらいランカーのみんなによくしてもらったりするんですけど これはまたいつか
気が向いたら続くかもしれない
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