爆速なアウトプットが最強とは言うけれど。
あの人すごい。この人もすごい。
SNSに流れてくるタイムラインを眺めながらそんなことを思って
「あぁ私はアウトプットが足りてないんだな」
といつの頃からか思うようになった。
気づいたのは3、4年前だった。
それからは右往左往しながら、どこに行こうか迷いながら、試しに夜間学校に行ってみたり、文章を書くサロンに通ってみたりしてた。
しばらくずっとインプットばかりだった。
自分でも何をしたいのか、なにができるのかわからず、ただ手を出しては試してみているだけで、意識が高いだけなんじゃないかと、
時々自分が嫌になることもあった。
・・・
この3年間インプットを続け続けた私は、個人的な話だが、ようやく会社ではウェブやSNSのデジタル系が全くなかったところにプラットフォームをつくりはじめた。
個人の活動でいえば、街角のクリエイティブというウェブメディアで、映画の感想記事を書かせてもらったり、
Twitterで募集をかけながらiPadで写真でイラストを書き足すフォトレコを始めてみたり。
少しずつだけど確実に前進している。
内容自体はたいしたいことないのだけれども。
それでも動き出すまでに私には時間が少し必要だった。
・・・
Twitterで流れてくるすごい人たちは
《なにかを生み出すためには、生み出せる環境に身をおいてしまったほうがたやすい。》
なんて言う。
でも、私がそうなんだけかもしれないが、いきなり新しいことに飛び込むことが苦手だったり、
もしくは環境を変えることができない人だっていると思ったり。
アウトプットのすごい人達の理論「爆速のアウトプット最強論」も、もちろんわかるんだけどね。
恥ずかしくても、なんでもいいからアウトプットして反応をもらって改善していくのが一番成長が早い!!
PDCAガンガンまわしてくぞ!
は正しいと思う。
確かに早い。
成長する。
めっちゃわかる。
けれど、
私は私が今いる場所でアウトプットして、発信するための基礎やモチベーションをためていたら今になってしまった。
うん、それだけのことだ。
・・・
今、できていること、これからできるようになることを一つずつ自分のために、
もしくは誰かのために丁寧に一つずつ積み上げて行くしかないんだと思う。
そのためにモチベーションを整える期間だってあっていんだと思っている。
少しずつアウトプットすることに慣れる人だっている。
1つずつ積み上げていくことは進んでないわけじゃなくて、
それは大切な1つだし、
私にとっては勇気をたくさん使った1歩なんだよね。
・・・
自分のペースで発信したりつくったよ、書いたよ、できたよって話せばいいんじゃないかなぁー。
なんて最近の流れの早い、そして我こそは有益であるなタイムラインを横目に見ながら、イラストを描きつつ、そんなことをふと思って、
3年前の自分によく動き出してくれたなぁ、なんて。
▽▽▽
さかかなってこんな人