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私がホテル取材をしたいと気づいた経緯│雑記

自分で自分を認めることは難しい。

私はnoteを書くことで「次の扉を開ける」を自分で使うことを決めることができるようになった。気がする。

私がホテル紹介のnoteを書き始めた理由。それは「自分の体験した感動を伝えたい」単純にそれだけだった。

note編集部のオススメに掲載してもらったこともあって、たくさんの人にいいねをいただけて驚いている。noteに対して、同じような友だちにオススメする温度感に共感してもらったような気がして嬉しかった。

けれど、実はここ数ヶ月、文章を書くモチベーションが少し下がっていた。(あ、でも、今はゴリゴリ書きたいモードになってます)

私は商業ライターなわけではなく、趣味で文章を書いているだけなので、特段なにか困るわけではない。ただ、好きなことがなぜか手につかなくなる現象に戸惑っていた。

ホテルに対する感動が薄れているのかもしれない。

なんて、少し自分の高慢さを疑ってみたりした。自分でも書くのが億劫になった理由がわからなかった。もやもやとした気分で過ごしていた。

そんなとき、ある友人が「noteの方向性の壁打ちをしてみませんか?」と募集しているのを見つけた。彼は、SNSに関するオンラインサロンで知り合った人だ。会社の広報兼マーケティング担当で企業noteを書いたり、個人でもnoteをたくさん書いている。

私にとって、彼はnoteをたくさん書いている人だ。すぐに彼に連絡した。

平日の夜、新橋駅のカフェで待ち合わせをして、2時間くらい話しただろうか。初めてリアルで会ったのだが、春の南風のような雰囲気をまとった彼は気さくでとても話しやすかった。

自分がnoteを始めた理由。noteによって、この数ヶ月どんな反響や変化があったか。なぜか最近書く気が起きないこと。包み隠さず話してしまった。

「もう次のステップ行っていいんじゃないですか?」

彼は言った。私は腑に落ちた。

Twitterでホテルを投稿すれば、瞬間的に広める方法も感覚的にできるようになった。noteを書けば、時間はかかるけど、じわじわと読んでもらうこともできるようになった。そんなことを続けて9ヶ月目には、幸運なことに「ホテルの紹介をしてほしい」というPRのお仕事を依頼していただくこともできた。

「さかかなさんって次は、なにがしたいですか?」

彼は聞いた。私は目を伏せた。

「ホテルの想いを伝えたい。」という想いが、実は少し前からあった。「ホテル体験の感動を伝えたい!」と文章を紡ぐために、そのホテルの歴史やサービスを調べたり、ホテルで働いている人たちに話を聞くなかで、生まれた想いだった。

それは今までとは異なる感情だった。

けれど見て見ぬ振りをしていた。気づいていたけど、諦めていた。だって私はメディアの人間でも、ホテル業界の人間でもないのだ。ただの趣味で、ホテルの人たちに取材するなんて。

「自分で自分を認めることは難しいんですよ。」

彼はふわりと言った。

「え?」と、私は顔をあげた。

「きっとさかかなさんは、自分が想像していたよりもはやく、1つ目の山の上にたどり着いてしまったんじゃないでしょうか。そろそろ次の目指す山を決めてもいいのかもしれませんね。」

思慮深く、言葉を選びながら彼がまっすぐに私にくれた言葉に私はうなずいた。そうなんだ。ホテル紹介のnoteの高みを目指し続けていくこともできる。けれど私は次のステップに行きたい。わかっていた。気づいていた。

感動が薄まったわけではなかった。

「あの…、ホテルの人たちに取材してみたいんです」

「お、いいですね!読んでみたいです!」

彼は応援してくれた。そうか。私は成長することをためらっていたのだ。

「体験したことをnoteに書く」という扉を開けてみたら、新しい世界にたどり着いていた。noteがここまで連れてきてくれた。「想いを聞いてnoteに書く」という次の扉の前で、私は怖気づいていたのだ。

うん、私ができることを少しずつ増やしていこう。自分で自分を認めてあげよう。そう決めた。

さとうさん、この度は本当にありがとうございました。

そんなこんなで、取材させていただけるホテルさんを募集しています。実際に遊びに行った体験記、インタビュー記事、対談など企画いたしますので、お気軽にお声がけください。フットワークの軽さには自信がございます。

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▼壁打ち後に勢いで大阪に行ってきました

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