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【ダメ⚠️】ナメちゃいけない北海道の寒さ【ごめんなさい】

こんにちは、こんばんは(*^^*)

いやー……。

いやぁー…………。

生まれたときから北海道暮らしなので、北海道の寒さをナメていたわけじゃないんですが、寒がりの私でさえ暖冬?? と思うレベルのこの時期の過ごしやすさ。←私の中で本来11月は(●゚ェ゚))コクコク

とある事情により、必要に迫られて11月上旬にお迎えした植物がいます。

それも、めちゃくちゃ難しいと言われているカラテア ホワイトフュージョン:( ;´꒳`;)

届いたときの様子はこちら↓

葉っぱが丸まり、
「寒かったよ(´;ω;`)」
と訴えかけてくる悲しいお姿。

誤解なきようお伝えしますが、お相手に非は一切ございません
ほかのカラテアさんと比較したかっただけでこんな時期にお迎えしてしまい、大失敗。

後述しますが、元々はこんな悪い状態じゃないのは確認済みですので、この時期にお迎えした私のみが悪いんです。

さておき、多湿環境じゃないとうまく育てられないとのホワイトフュージョンさん。
私なりに多湿環境を作る努力の成果をお伝えできればと思います。
水苔一択しかないよね。苦手だけど。

※ちなみにわが家の暖房アリ、加湿器ON環境だと、毎年40%。
設定湿度を上げようが、暖房をつけた途端、40%がだいたい限界です。
(夏は湿度60%台。加湿器なしで)



方法[1]
まずはこちら↓

湿度は70%弱。

【やり方】
① まだ住人がいなかったDAISOさんの200円素焼き風鉢にプラコップを入れ、高さを合わせてカット
素焼きっぽい質感なので、湿度が逃げるだろうなと思い、プラコップを仕込みました

② カットしたプラカップの中に、たぶんDAISOさんの『お弁当用ケチャップ入れ』のフタにキリで穴をあけ、おそらくソースなどを入れる部分にお水を張ってフタを閉めてプラコップの中に入れます。底上げ目的です。

③ ホワイトフュージョンを植え込む予定の半透明プラ鉢(2号鉢)に、前日からふやかしておいた絞らなくてもいいレベルの水苔を𝙸𝙽

④ 実際に設置する場所に置き、アナログタイプの温湿度計を入れ、鉢のサイズにピッタリなプラコップをかぶせて計測開始

【結果】

画像の通り。
ダメだ足りん。
70%弱ではたぶん厳しい。
素焼き風鉢は鉢底穴もあるし、そもそも空気がこもらないようにできているのもあり、簡単に湿度が逃げていきます💦


方法[2]
お次はこちら↓

湿度75%くらい?

【やり方】
①~④はだいたい同じで、今度は素焼き風鉢ではなくガラス瓶へ。


【結果】


さほど変わらん😂


方法[3]
続きまして、こちら↓

熱帯植物栽培家のS氏が
YouTubeで教えてくださった方法
……に、似せたもの

【やり方】
① ガラス瓶に、粉塵微塵を洗って落とした軽石とゼオライトを1.5cmほど敷き詰め、さらっとお水がかぶる程度に水を張ります

② 方法[1]で作成したケチャップ入れっぽい容器のフタに穴をあけたものを軽石にのせます(過度な水気を水苔に含ませないようにするための土台)

③その上に水苔を入れた容器をのせ(温湿度計を入れたいため逆さまににしています)計測

【ドキドキの結果】

80%!!!!
おしい! 。(゚うェ´。)゚

おそらく、ガラス瓶ではなく上下プラコップでいけると思いますが、わが家の在庫が2つしかなく、しかも1つは素焼き風鉢に合わせてカットしちゃったので、家にあったガラス瓶にしています。

これはいけるかも!?

ってことで、方法[3]の方向でお迎え準備をしていました。


⚠ここで絶対にお伝えしたい! 誤解のないよう、届いた植物さんの状態


ここまでは、湿度実験でバタバタしましたが、
ちゃんと元気な状態である証明から💦

新芽ちゃんストローが、
丸まってしまった葉っぱの足もとに!
株元、根の付近からは新芽ちゃん

小さくても、ちゃんと元気な子を送ってくださっています。
私が寒さを考えず、安易にお迎えしてしまっただけです。


さて。

発根はそこそこある状態、といいますか葉っぱに対して適正な発根量といいますか。
通常ならじゅうぶん発根していたホワイトフュージョンさん。

こんなふうに、
水苔で根を包んで
加湿器近くに置きましたが。

温湿度計をカップの外へ出すと、あっという間にこんな感じ↓

おかしいって思うよね。

だかしかし。

湿度65%で稼動しなくなる設定にしている
わが家の加湿器さん。

これでも24時間、がんばってくれているんです。(゚うェ´。)゚
(暖房を消して寝たら、朝は58%。その後、葉水をしたタイミングで、加湿器が一度止まります)

丸まった葉っぱはもはや、どうしようもないのであろうと諦めつつ、

ひとまず数日はコレで……
え?
え、葉っぱ、ぶつかってるよね。
これ、さらに葉っぱが傷む可能性あるよね。


葉っぱがどうしてもぶつかるので、別の方法を試したいところ。

けれども、ちょっとお仕事が押しているのもあって、買い出しには行けそうもない。

ってことで、COOPさんの、無料でおいしいお水を貰うための容器(容器は有料。お水をいただけるのは会員証があればたしか常に無料)があったことを思い出しました!!

私がまだ外勤としては働いていなかった、お子たちが小さかったころに購入し、今は災害時用に空っぽにしていたこの容器。
(現在は防災用としてミネラルウォーターを毎年箱買いしてストック中)

口が広く、中を洗いやすいのが特徴な容器ですが、
働き出すとこんな大きさの容器、持って仕事に行けるわけもなく放置していたシロモノ。
モッタイナイ精神で処分できなかったものです。

これ、いいんじゃないか!?

一応洗って、アルコール消毒したよ


方法[4]
これでどうだ! ↓

① 方法[3]と同じく、軽石とゼオライトをザルで米とぎのように洗い、軽石たちの上にさらっとお水がかぶる程度に水分調整。

【結果】

葉っぱがぶつからず、
湿度85%以上をキープ!

無事に目標湿度に達したのですが、
写真のように、方法[3]のようなフタを土台にして腰水管理的なことをしてしまうと、水苔ゆえ蒸れる可能性があるので、温湿度計をのせているような陶器皿の上に、半透明プラ鉢をのせる予定です。

2週間後はこんな感じ

常に85%ほどの湿度を保ち、なんとか生き長らえてもらいたく。

久しぶりに外の世界へ‪w


もとからついていた新芽ちゃんは、
少しずつ生長。
根の付近にいた新芽ちゃんは、
このように水苔から出てきました!

ほんと、湿度を保つのって大変ですよね😅
いや、植物さんの自生地を考えたら、ここまでしないとダメだってことなんですよね。

わが家で多湿環境は不可能に近いので、今回のように湿度がたくさん必要な植物はさいしょからお迎えしません。

室温だけならわが家のこの時期以降、最低気温が16℃を下回ることが確実にないし、
ほかのカラテアさんたちは特に加湿環境に置くことはしておりませぬ。

この時期、加湿器のナナメ下にあるオルビフォリアは葉水すらしていませんし、
窓近くにいるストロマンテ トリオスターや、フレディはアホほど葉水をしていますが、
トリオスターは白斑が多いせいで枯れ込むことが多いけれど、フレディは異常なし。

少しずつ常温に慣れさせて、なんの小細工もなくわが家の環境に合う、強靭な子に育つのが理想なんですよねぇ。。。


どうでもいい、ちなみに、なんですけど。


息子の成人を記念して、息子が幼稚園時代、大好きだった迷彩柄を彷彿させるアグラオネマ ピクタムを、ハタチのお誕生日後にお迎えしています。

このときは、『常湿常温』という縛りを自分に設け、探しまくった‪w

現在もなんら補助はしていませんが、なんとなく元気です(*´艸`)


個人的に、の話ですが、
絶対的に自宅の環境に合わない子をお迎えするのは控えたほうがいいです。

今回のようにめちゃくちゃ苦労して環境を整える、ってのは、たぶんお世話が成り立たなくなることが多いと思う。

今の私が働かなくとも貯えでなんとかなる年齢なら、四六時中チェックすればいいのだけど、推奨されている年金受給まであと30年???
ムリ(ヾノ・∀・`)ムリムリ

在宅含め、ヨレヨレになるまでは働いていたいですし、数年前のように骨折しない限りは極力、最高のおもてなしをしたい!


わが家の【ペット】と呼ばれるいきものは、
スコティッシュフォールドのあむしゃ、6歳、
同じくスコティッシュフォールドのとるくん、1歳。

愛猫に対する愛情と、植物へ対する愛情。
どちらも天秤にかけられませんが、
ひと噛みで命が危ない植物が多々あるので、引き続き齧られない配慮をしつつ、大事に育てていきたいと思っています!



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