1年後に、ブラウスの少女が現れる話
※これは、怖い話です。苦手な人は、このページを閉じてください。
小学生くらいの頃、ある高校生の怖い話を雑誌で読んだ。
雨の日にブラウスを着た、傘も差さずに道を歩いているずぶ濡れの少女が現れて、付きまとわれ、最後には、この少女に腹をナイフで刺されてしまうというありきたりの話だったが、読み進めていって文末を読んで後悔してしまった。
この話を聞いた者は、一年後に雨が降ったら彼女が自分の元に、やってくると言うのだ。私は身震いしたが、これもよくある脅しの一文だろうと高をくくっていた。
その一年後…学校帰りに雨に降られてしまい、独りでトボトボと帰っていたとき、その話を急に思い出した。思わず周りを見渡したが、ふと気が付くと
ブラウスを着て濡れていたのは私だった…
#私の不思議体験
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