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下田の絶景でエコツーリズム×ワーケーションを体験~伊豆まるごとオフィス【下田編】supported by mobica~

1.はじめに

美しい海をはじめとした豊かな自然が魅力の下田市では、「エコツーリズム」を推進しています。今回は、まだエコツーリズムを知らない人や体験したことがない人にも気軽に参加していただくため、ワーケーションと組み合わせたエコツーリズムワーケーション企画「伊豆まるごとオフィス【下田編】supported by mobica(以下、「伊豆まるごとオフィス」)」を実施しました!

下田の自然を体感しながら市内で抱える環境問題について学ぶ「エコ体験」をはじめ、ワーケーションカー「mobica伊豆の情報をまるっと集めた「伊豆naviを利用して、参加者の皆さんに下田でのエコツーリズムワーケーションを体験していただきました!

本記事では、伊豆まるごとオフィスの企画・運営を担当したmicro developmentが、当日の様子をレポートとしてお届けしていきます!



2.エコツーリズムとは?

皆さんは「エコツーリズム」という言葉をご存知でしょうか?

環境省の定義では次のように説明されます。

「エコツーリズムとは、自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のありかた」

環境省「エコツーリズム」より

簡単にいうと、

ある地域を観光で訪れる人は、ただ観光客として地域の自然環境や歴史文化を楽しむだけでなく、それらを持続させていくために自分ごととして考えてみよう!
その一方で、地域は観光客に対して、自然環境や歴史文化が持つ背景や意味をわかりやすく伝えていこう!

という、新しい観光の考え方です。


下田市HPより

下田市では、国内最高水準の水質や白砂の海水浴場、ユネスコ世界ジオパークに認定された龍宮窟や恵比須島、爪木崎俵磯をはじめとしたダイナミックな地形など、豊かな自然が大きな魅力となっている一方で、様々な課題に直面し、対策を講じています

例えば、在来種の自生地を脅かす外来植物の駆除や、漂着したペットボトルやゴミが散らばる海水浴場でのビーチクリーンなど。下田を訪れた人が参加しやすい活動として、エコツーリズムを推進しています

今回の伊豆まるごとオフィスでは、参加者に下田でのエコツーリズムを体験してもらうにあたって、エコ体験をはじめ、地域のことを深く知るためのサービス「伊豆navi」や、市内各地を周遊しながら豊かな自然のそばでワーケーションを楽しめるワーケーションカー「mobica」を活用しながらプログラムを実施しました。


3.伊豆のことを深く知るためのデジタルサービス「伊豆navi」

「伊豆旅、まるっとナビゲート」を掲げるデジタルサービス伊豆naviは、伊豆の情報を深く知りたいあなたにおすすめ。観光スポットや地元の人に愛される飲食店、便利なワーケーション施設の紹介をはじめ、お得なクーポンの提供など、伊豆を旅行する際にはぜひ使ってほしい機能がたくさんあります!今回の企画では、参加者の皆さんにもご案内し、特別仕様の伊豆naviを使っていただきました。

読者の皆さんもぜひ、伊豆を旅する際には、伊豆の情報がまるっとまとまった伊豆naviを使ってみてください!スタンプラリーの機能もあるので、より楽しめること間違いなしです!

伊豆navi登録はこちらから!



4.気軽に移動しながら働けるワーケーションカー「mobica」

「mobica」は、建築会社のGOOD PLACEが考えたワーケーションカーで、その名の通り、ワーケーションのためにつくられたクルマです。Wi-Fiはもちろん、コンセントやUSBポートによる電源、広々としたデスク、モニター等の設備を揃えており、いつものオフィスと変わらない環境で働くことができます。現在都内では吉祥寺・蒲田の2か所でカーシェアリングサービスとしてご利用いただけます。


mobicaには、ハイエースタイプ(mobica sand)とN-VANタイプ(mobica forest)の2種のラインナップがあります。ハイエースタイプは、ゆとりのある空間で複数人でコミュニケーションを取りながら作業や打ち合わせを行うことができ、長期旅行でのワーケーションにもおすすめ!一方、N-VANタイプは、小回りが利いて気軽に利用でき、1人でのワーケーションや親しい人との旅行などに持ってこいです!

次のパートでは、伊豆naviやmobicaを使って実施したエコツーリズムワーケーション「伊豆まるごとオフィス」の様子をお届けします!


5.伊豆まるごとオフィスでは、下田でのエコツーリズムを存分に体験!


「WORK×ation Site 伊豆下田」の駐車場に停まるmobica

今回の企画には、20〜50代の首都圏・関西圏在住者14名の方々にご参加いただきました。職業は会社員から個人事業主、経営者まで多岐に渡り、参加者同士での交流もさかんに行われていました。

そんな参加者の皆さんに体験していただいたエコツーリズムワーケーションのプログラムは、これら3つに分けられます。

①mobicaに乗って下田各地でワーケーション
②磯焼けの原因となっている「ブダイ」を食べる懇親会
③自ら体を動かして学び、体感する「エコ体験」

下田の豊かな自然を楽しみながら、これからも守っていくために何ができるのか。
そうやって自分ごととして考えてもらうことを目標にプログラムを実施したので、ここではそれぞれについてレポートしていきます!


①mobicaに乗って下田各地でワーケーション

今回の拠点である「WORK×ation Site 伊豆下田」から、参加者の皆さんはmobicaに乗って下田各地をドライブし、絶景スポットでワーケーションを楽しんでいただきました。

使い方を教わり、
目的地はどこにしよう?と話し合って、
いざ出発!


・龍宮窟・田牛海水浴場
龍宮窟と田牛(とうじ)海水浴場は、下田南部にある絶景スポット。龍宮窟は、自然の力によってぽっかりと空いた穴がハートに見えることで有名です。

ハートスポット!

波の力で削られることによって、長い年月をかけて生まれた自然の絶景スポットに、参加者の皆さんは感動されていました。

水平線を眺めてリフレッシュ!

田牛海水浴場付近の駐車場に車を停め、海を眺めながらワーケーションに取り組みました。

楽しんでいただけた様子!


・ユウスゲ公園
少し足を伸ばして南伊豆町・ユウスゲ公園を目指したグループも。どこまでも広がる青空と果てしない海の水平線をバックに、伊豆の地形がおりなす絶景を眺めながらワーケーションに励みました。

仕事に疲れたら、自然を感じてリフレッシュ!


・家族でワーケーション
今回の参加者の中には、3歳のお子さんと一緒に家族でご参加の方もいらっしゃいました。

子どもも一緒に打ち合わせをしたり、
PC作業中は子どもを外で遊ばせたり。

mobicaに乗って家族で全国各地を旅しながら働く、という新たなライフスタイルの可能性も見えてきました!


②磯焼けの原因となっている「ブダイ」を食べる懇親会

伊豆地域沿岸では、海藻が減少・消失し、繁茂しなくなるという磯焼けが問題となっています。この磯焼けの原因のひとつとなっているのがブダイです。ブダイが海藻を食べてしまうことにより、磯焼けが深刻化しています。今回は、磯焼け問題に関して静岡県水産・海洋技術研究所伊豆分場の鈴木勇己さんよりご講話いただきました。

今回の懇親会では、普段はほとんど食べられないブダイを食べてみることによって、磯焼け問題に向き合っていきます

調理をご担当いただいたのは、下田の老舗寿司店「美松寿司」さん。ブダイをはじめとして、美味しいお寿司をご提供いただきました!

ブダイの握り

美味しいお寿司をいただきながら、地元の方々を含めた交流も大盛り上がりでした!

美松寿司さんでは、今回利用したお寿司のケータリングサービス「出張寿司」や、寿司職人になるハードルを下げる「副業寿司職人」など様々な展開を行っています。弊社が店舗の内装設計を担当した寿司らぼ三〇二もオープンしたので、下田に来た際にはぜひお立ち寄りください!


③自ら体を動かして学び、体感する「エコ体験」

最終日には、エコ体験と題した目玉企画を実施。入田浜の海岸で在来種の存在を脅かす外来植物ランタナの駆除活動を行いました。

入田浜。まさに絶景です!

エコ体験ではリアルサーフショップ・マリンネット下田の鈴木直人さんのご協力のもと、入田浜海岸における外来植物の生息状況や現在発生している問題についてのご説明と、実際の駆除活動のご指導をしていただきました。

鈴木さんのご説明を伺います

元々は在来種ハマユウが生息していた入田浜。ところが、地面にしっかりとした根を生やす繁殖力の強い外来植物ランタナが入り込んできたことにより、ハマユウは姿を消していきました。今回は、約1時間半にわたって、ランタナの駆除とハマユウの播種に取り組みます。

ランタナ
駆除開始!

参加者の皆さんは、木のようにしっかりした根を張り巡らせているランタナをどんどん駆除していきました。大物を駆除できたときには「おー!」と歓声を上げながら、ゲーム感覚で楽しまれている様子でした!

ハマユウの種

駆除活動の最後には在来種ハマユウの種を播き、育つのを楽しみに、自分が種を播いた場所の写真を撮っている人もいらっしゃいました。

参加者からは、

「外来種の問題を知れて良かった。そして伐採に関われた事で下田市に親近感が湧いた」

といった感想もあり、今回のエコ体験を通して下田の自然について単なる観光客ではなく、自分ごととして捉えていただくことができました!



6.おわりに

今回の企画「伊豆まるごとオフィス【下田編】supported by mobica」は、下田でのエコツーリズムを体験しながらワーケーションも楽しんでいただくプログラムとして実施しました。ここでは、参加者の皆さんからの感想をご紹介します。

mobicaやエコ体験を通し、たくさんの方と交流できるまたとない良い機会でした。地元の方の下田を良くしたい熱量も高く、想いも確かに伝わってきましたし、それをSNSやリアルな会話を通して広めたいと思うことが多かったです」

参加者の感想
「WITH A TREE」にて地元の方と交流

「ワーケーションそのものの定義、また自分のライフスタイルを見直すきっかけとなりました。また下田を基盤に就職・起業された若く優秀な方々との触れ合いを通じて、下田という土地の魅力、将来性を肌で感じることができました

参加者の感想

地元の人たちとの交流もできた今回のプログラムを通して、参加者の皆さんには、mobicaでのワーケーションや下田でのエコツーリズムの魅力を感じていただけたと思います。


下田には絶景の中で働けるスポットやワーケーション施設が各地にあります。読者の皆さんも、ぜひ下田でリフレッシュしながらワーケーションしてみませんか?

また、mobicaに乗ってワーケーションに出かけてみると、普段の環境では出てこない考えや気づきが生まれてきます。下田をはじめ、全国各地をmobicaで移動しながらワーケーションしてみてください!


以上、「伊豆まるごとオフィス【下田編】supported by mobica」のレポートをお届けしました!今後の情報は各種SNSでお知らせいたしますので、ぜひフォローのうえ、リリースをお待ちください。

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