足関節捻挫の早期改善に微弱電流医療機器NEUBOXが効果的だった症例
こんにちは、一般社団法人微弱電流療法研究会、代表理事の作尾大介です。
この度は、5日前に階段から足を踏みはずし、左足首を捻挫した患者さんが私の整骨院に来院されました。
そこで、微弱電流医療機器NEUBOXを用いて足関節捻挫に対して施術を行なったところ、たった一回の通電で
「え、足を地面につけても痛くない!」
と患者さんより喜びの声を頂戴した症例があります。
合計の通電回数は5回。治療の期間はおよそ1ヶ月です。
最初の痛みがきつい時だけ週に2回NEUBOXで通電を行い、サポーターを用いて固定。
後に週に1回ほど足関節部に通電を行ったところ、痛みや腫れが消失したのです。
整骨院に来院なさる患者さんの捻挫や、打撲、交通事故の怪我に、微弱電流医療機器NEUBOXは使えるの?
この度、足関節捻挫で来院なさった患者さんは30代男性の方(以下Kさん)です。
仕事中、階段から足を踏み外して左の足関節を捻挫したとのこと…
Kさんは今まで度々捻挫を繰り返していたため、今回もほったらかしにしていれば治るだろうと考えていたとのこと。
最初はほったらかしにしていましたが、仕事中に歩いていると痛くなるため、当院に来院なさいました。
検査をさせていただくと、左の足関節の外果のところに圧痛がありました。
治療前は足関節の外果あたり(前距腓靭帯付着部)のところがパンパンに腫れていました。
腓骨の下端部にも圧痛がありましたが(音叉で振動させても圧痛はありませんでした)骨折はないと判断。
内反ストレス、前方引き出しテストなど理学検査は痛みが強いため行いませんでした。
踵腓靭帯、内側三角靭帯、前脛腓靭帯などには圧痛を認めないことから、前距腓靭帯の単独損傷と判断しました。
腫れの早期消退と除痛を目的に通電を行いました。
微弱電流医療機器NEUBOXでの通電は、3種類の通電があります。
※・急性期に有効なモード(ストロング)
・一般的に幅広く通電が可能となるモード(スタンダード)
・電気の通りが悪い時のモード(ジェントル)
この度はスタンダードモードでローラーを用いて患部を通電させていただきました。
その後、パッドを用いて外果と内果を挟んだ通電と、患部に対して通電を行いました。
短時間で捻挫の痛みや、腫れが軽減した微弱電流医療機器NEUBOXの効果
1回目の施術の時に通電を行ったところ、このように腫れが引きました。
患者さんに通電後に歩いていただくと
「あれ、全然痛くない」
と驚いた表情をされていたのです。
その後、足首をサポーターで固定したのち、その日の施術は終了しました。
次は1週間後に通電を行ない、初回の来院から10日経った、3回目の通電後には仕事でも気にせず動ける状態になったと教えてくださいました。
4回目の通電の時(初回の来院から2週間後)、
「もうサポーターはいらないんじゃないか?」とおっしゃるほど、足関節の痛みは改善し、元気になっていたのです。
今までは、足を引きずりながら当院に来院されていましたが、3回目の通電後、帰る頃には普通に歩いているような状態でした。
5回目の通電後(初回から約4週後)に、足関節の腫れ、可動域、圧痛も消失、各種理学検査も陰性、日常生活動作での不安も解消されたため、再び足関節の捻挫を繰り返さないように、足の運動をお伝えし、足関節の捻挫の施術を終了させていただきました。
微弱電流医療機器NEUBOXの効果とは?
微弱電流療法(Microcurrent electrical neuromuscular stimulation,MENS)MENSは微弱電流を通電することで組織修復促進の効果が期待される物理療法です。
スポーツ現場では近年多種多様の微弱電流医療機器が頻用されていますが、急性の怪我に対して腫れの減少を目的に通電されることも多いです。
腫れの残存は痛みだけでなく、組織修復の妨げになるため腫れの管理は怪我の施術において重要となります。
実際微弱電流医療機器を使用して腫れが早期に減少したとの論文も発表されています。
※足関節外側靭帯損傷急性期の腫脹に対するマイクロカレント刺激の効果
今回のNEUBOXの通電により早期に腫れが減少、更に組織の修復が促進されたことにより通常より回復が早かったと考えられます。
捻挫や打撲、ぎっくり腰、寝違い、スポーツ選手の怪我やコンディショニングに対しても、微弱電流医療機器NEUBOXは幅広く対応できると感じています。
微弱電流医療機器NEUBOXが花粉症やぎっくり腰、五十肩にも効果があるって本当?
微弱電流医療機器NEUBOXは様々な症例、疾患に対して対応ができる可能性があります。
一般社団法人微弱電流療法研究会で会員の先生から、集まった臨床報告では外傷はもちろん、ぎっくり腰や花粉症にも効果が高かった事例があります。
・ぎっくり腰の症例
https://note.com/microcurrent/n/n738ff5b8c85f
さらに、五十肩の炎症期や、打撲後の血腫に対しても驚くような改善例の報告をいただいております。
もし、整骨院に新たな医療機器を導入したいとお考えの先生。
あるいは開業を考えていらっしゃる先生。
そんな時は微弱電流医療機器NEUBOXをおすすめします。
この度紹介したの症例は、整骨院でもたびたび施術する機会がある、足関節捻挫に対してのNEUBOXの使い方を紹介させていただきました。
また、一般社団法人微弱電流療法研究会では、肩こりや腰痛といった慢性疾患に対してもNEUBOXを用いて改善に導く方法を開発しました。
肩こりや腰痛に対して、微弱電医療機器NEUBOXで通電を行うとわずか4、5分で施術後のビフォー&アフターが明確に出ます。
これはベテランのスタッフだけでなく、新人のスタッフの方でもすぐに効果を出すことが立証できました。
新しい治療法を導入したい、あるいは今の整骨院の施術に何か武器が欲しいとお考えでしたら、NEUBOXを導入することで急性疾患、慢性疾患にも自信を持って対応することが可能だと考えています。
微弱電流医療機器NEUBOXを用いた臨床事例や、知見を集積しています
最後に、一般社団微弱電流療法研究会の紹介をさせてください。
シャ)微弱電流療法研究会では、微弱電流医療機器NEUBOXを用いて様々な臨床報告や知見を集積しております。
もし、シャ)微弱電流療法研究会に興味があるようでしたら、下記LINEのQRコードを読むURLから私の方に
「微弱電流療法研究会ってどんなことしてるの?」
「微弱電流療法研究会に入ったらどんなサポートをくれるの?」
みたいに、軽い気持ちでメッセージをいただけたらと思います。
最後までnoteの記事をご覧いただきありがとうございました。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)